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09月18日-07号

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  1. 和歌山市議会 2001-09-18
    09月18日-07号


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    平成13年  9月 定例会                  平成13年     和歌山市議会9月定例会会議録 第7号                平成13年9月18日(火曜日)議事日程第7号平成13年9月18日(火)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 一般質問第3 議案第1号から同第26号まで         ---------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 一般質問奥田善晴君)日程第3 議案第1号から同第26号まで(質疑 森下佐知子君)         ---------------------------出席議員(40名)  1番  渡辺忠広君  2番  姫田高宏君  3番  寒川 篤君  4番  藤本眞利子君  5番  中 拓哉君  6番  多田純一君  7番  田中孝季君  8番  山下大輔君  9番  尾崎太郎君 10番  東  稔君 11番  山本宏一君 12番  北野 均君 13番  寺井冨士君 14番  佐伯誠章君 15番  森下佐知子君 16番  藤井健太郎君 17番  メ木佳明君 18番  東内敏幸君 19番  中嶋佳代君 20番  中橋龍太郎君 21番  松浦六男君 22番  宇治田清治君 23番  貴志啓一君 24番  遠藤富士雄君 25番  浦 哲志君 26番  浅井武彦君 27番  森田昌伸君 28番  山田好雄君 29番  武内まゆみ君 30番  大艸主馬君 31番  麻生英市君 32番  田上 武君 34番  青山 稔君 35番  角田秀樹君 36番  井口 弘君 37番  吉田光孝君 39番  奥田善晴君 40番  波田一也君 41番  浜野喜幸君 42番  岩城 茂君欠席議員(1名) 33番  新川美知子君    -------------説明のため出席した者の職氏名 市長         旅田卓宗君 助役         大浦恒夫君 助役         小橋義實君 収入役        松田優輝君 市長公室長      山下 眞君 企画部長       北野壽彦君 総務部長       上西 勇君 財政部長       松見 弘君 市民部長       中野圭郎君 福祉保健部長     中野凱也君 生活環境部長     宮木多喜男君 産業部長       西嶋真司君 都市計画部長     岡本 弘君 建設部長       武田範房君 下水道部長      小倉常男君 教育委員会委員    室 みどり君 教育長        山口喜一郎君 教育総務部長     楠本喬二君 教育文化部長     空 光昭君 消防局長       黒田禎純君 水道局長       源井洋之君 水道局業務部長    松本 功君 水道局工務部長    山縣良男君 選挙管理委員会委員長 筒井敏郎君 代表監査委員     伊藤松雄君 人事委員会委員    南出和寛君   -------------出席事務局職員 事務局長       三宅徹哉 事務局次長      川西通夫 議事調査課長     山ノ井義雄 議事調査課長補佐   前田明男 議事班長       尾崎順一 調査班長       濱治 匠 主査         中野光進 主査         石本典生 主査         中西 太 主任         奥谷知彦 主任         志賀政廣   -------------          午前10時12分開議 ○議長(森田昌伸君) ただいまから本日の会議を開きます。   ------------- △諸般の報告 ○議長(森田昌伸君) 諸般の報告をさせます。 ◎事務局長三宅徹哉君) 平成13年9月17日付、和財第 686号をもって、市長から追加議案の提出がありました。 議案はお手元に配付いたしております。 以上でございます。   ------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(森田昌伸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   浦 哲志君   麻生英市君   佐伯誠章君 以上3人の諸君を指名します。   ------------- △日程第2 一般質問 ○議長(森田昌伸君) 次に、日程第2、一般質問を行います。 質問を許します。 奥田善晴君。--39番。 〔39番奥田善晴君登壇〕(拍手) ◆39番(奥田善晴君) 皆さん、おはようございます。 議長から指名ちょうだいいたしましたんで、一般質問をさせていただきます。 実は、私の質問、メモばっかりで文章にやってないんで、当局は非常に難儀すると、こう言うて、書いてよと、こういうふうに言うてくるんですが、もうその根がございませんで、それ以前に、私たち当選したときには、第1問は通告内容をずっとするんですね。そして、今だったらこう言うてくるんです。「第2問、どんなこと言うんですか」と、こう言うんですな。再質問ですんで、第2問で新しい別の項目であるならば、それは別でありますが、「第2問、何言うんですか」と言われる。 私どもが上がった当時には、もう第1問、この要旨、これとこれと質問しますと。そして再質問になりましたら、その第1問に対する再質問をいたしますんで、それによってこのひな壇に並んでおられるお方は答弁やっていたわけなんですね。今では読み合わせ会みたいなもんで、学校の先生おいでになりますが、「もっと頑張りましょう」の方もたくさんある。非常にスムーズに一生懸命読んでいるわけ。 それで、僕はそれをできるだけないようにした方がええと思うんです。そうした方が部長さん方ももっと勉強すると思う。第2問まで打ち合わせ、3問までやったら、もう読めばええわと、こういうことで、脳の働きが一段と低下するんちゃうかいなと思うんですわ。 そうしたことで、ひとつ今後、それは当局と議会との関係でありますんで、そこらあたり、そういうふうな方向に僕はやったらいいなと思うております。もっとそうしたら皆さん方、勉強される。 旅田市政とずっとおつき合いさせていただきまして10数年になりますか、市長さんは今、4期目に相なろうと思います。 ちょうど市長が最初当選された時分には、たしか中曽根さんだったかな。中曽根さんもそうだし、市長さんもそうで、お二人ともまことにさわやかな弁の持ち主。片方では豊田商法がはやりまして、パンクやったと、こういうふうな時代だったんですね。 思ってみますと、その当時、中曽根さんがアメリカとの関係でいろいろな約束をやってきて、それがいまだに尾を引いてきておる。 そして、市長が当選された時分には、たしか和歌山市の借金が 2,000億円ぐらいだったと思うんですが、その第1期目の10年間で約3,000数百万円、 1,000億円ほどこの10年間でばっとふえた。そしたら、その借金はどこへしわ寄せ行くんかというたら、我々の後世に積み残しやっていかんなんということであります。 そして、今、小泉内閣が--私も自民党でおって言うた方がええんですが、今、やめておりますが、お騒がせ内閣やと、こう言うてます。今、和歌山の方は大学と丸正でお騒がせ市政やと、こういうふうな状態ではないかいな。 そうした中で、アラン・ピーズ、そしてバーバラ・ピーズという方が書いた「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになりましたが、宮井の書店であの表題をぱっと見まして思い起こしたのは市長。なかなか人様の話は聞かない。そして、自分が思ったことはすべからく善であり、正義であるというふうな考え方をされる。後はもうついて来いというわけですわ。 これは性格的なところもありましょうが、ことわざに「千万言費やしても人様の持論は変えられない」と、こういうふうに言われておりますから、そこに自覚というものが出てくると思うんです。私は市長のよさもわかっております。そして、つき合いをさせていてもらって、こういうところを少し是正されれば、本当にいい大市長になっていただけるんではないかと。42歳で市長は当選されてきました。今はたしか55~56歳になろうと思うんですが、やはりそれなりの年輪ということもあろうと思います。 私、前回の質問でも言わせていただきましたが、「50にして49年の日を知り、60にして60を勝つ」というやつですな。60なら60なりのと、こういうことわざが昔からあります。やはり市長も4期目になられて大市長でありますから、少しは人様の言うことも耳にし、そして簡単に言いましたら、余り独善的にならないように理解というのがあって、そして議会も市民の代表ですから、それを謙虚に受けとってやっていただけたら非常にありがたいなと思うんでありますけれども、なかなか先ほど言いましたように千万言費やしてもあかんのかいなと、こういうふうに思います。 市長は先般、宇治田議員、きのうの寺井議員の質問でも、ちょっと答弁を茶化すようなところがあったように思います。宇治田議員の答弁で、「別にありません」と、石泉閣のことですよ。「おかみさんにはそういうことはございませんので、御理解願いたいと思います。それ以上のことについては別に何もありませんので、御安心ください」と、そこまではええと。それから新聞報道されても、「さっきも言ったように、私の場合はもうずっと昔から随分たくさん報道されてきておりますので、余り問題にはしてないんです」と、こういう答弁ですね。 そうじゃないんですよ、それは個人だったらそれでええんです。そやけどね、私はそこで議事進行で立たせてもらったのはこういうことなんです、やはりあなたは和歌山市のトップなんです、トップリーダーです。市民に信頼をもらって、そして垂範ですな。教育もそう、垂範が基盤になろうと思いますけれども。やはり市民の先頭に立って、つゆさらもやはりそうした疑われるというんですか、嫌疑をかけられるというんですか、こういうことのないようにやってほしいなと思うんですよ。 ブルターグというのにこういうのがあります。「シーザーの妻は一切の嫌疑を受けてはならない」と。すなわち、リーダーというのは内助の功をしておる奥さんまで疑いをかけられてはいかんですよと。上に立つ者は、どんなささいな疑惑をも国民から持たれてはならないと。すなわち、国民から信用されないで政治はできないですよと、これはもういにしえからのこれはもう鉄則なんです。原則なんです。 そうしたことで、疑惑を持たれないように、私はやはり身を律していただきたいと思うんです。40は40なりに、50は50なりにというふうにやっていただけたら、非常にありがたいなと思います。 後ほど大学問題については質問いたしますけれども、大学が必要性だとか必要でないとかということについての持論はそれぞれにお持ちだろう。そやけど、今回の手法について、これは後ほど取り上げますが、後からついて来いと、こういうことです。これは後ほど申します。 ちょっと前段長くなりましたが、通告順に従いまして質問させていただきます。 まず第1に、紀の川についてであります。 紀の川は母なる川、我々市民にとっては生命の源であるところの水源を持っております。そして、紀の川にはいろいろと憩いの場としての役目もあろうと思うんであります。今、水上バイクが土、日に走りに来ます。そうしますと、今まではしょっちゅう釣りに来ておったお年寄りの方々が、今はもう全然おらないんです。というのは、私も日曜日、下へおりていって見てきましたら、あのやかましい水上バイクというんですか、もうこのへりまで来るんですね、際まで。釣っていようが釣っていまいが、はたに人いてようが、もう自分さえよければいいと、こういうふうなやり方であります。 そうしまして、それをあなた方に言いましたら、紀の川は国土交通省管轄やからということであります。井堰から上については、これ、和歌山市の、我々の日々の水をとっておる水源になっております。あの上もやっておる。 そうしたことで、第1点、これを中止さす方法、禁止さす方法をとっていただきたい。 なぜかといいましたら、排気ガスがくる。 そしてもう一つは、魚の産卵に、生態系に大きな異常を来しておると思うんです。いろいろ書物を読ませていただきましたら、あの騒音で、恐らく魚も卵を産まないであろうと言われております。こうした生態系に異常を来しておる。 要点は、我々の大切な水の供給源である田井ノ瀬の東側、井堰の上の方でやるについて、禁止さすおつもりはないかどうか、そこらの点をお答えいただきたい。 第2点は、教育についてであります。 この半年ほどの間、来年から採用される特に歴史教科書、中学生の公民の歴史教科書について、日々新聞紙上をにぎわしておったわけなんですが、和歌山市が、来年、中学生の歴史教科書で採用するに、前年に引き続いて東京書籍と、こういうことで決めたようであります。今回は教育委員さん全員が協議して、そこに決定権があるということで、何を基準に東京書籍を採用したのか、主なものを数点、東京書籍を選んだ基準を言ってください。 今、情報公開とよく言われるんですが、教育委員会の議事録、委員会でも結構ですので提出をお願いしたいと思います。 教育長の答弁によって第2問をさせていただきます。 その次に、池田小学校、大変な大参事で、せっかくこの世に生を受けた子供たちが幼くして他者によって生命を絶たれた、こうした悲惨なことであります。 どうもこのごろある外国の人、東洋の人ですが、70幾つの人に言われたんです。「このごろの日本、どうかなっているんとちゃう。どっか狂ってまっせ」と言われました。これは帰化している方ですけれどもね。なるほどと。いろいろ話しやったんですが、話の内容は別にして。そういう教訓として、教育委員会はどんな研修、紙一枚でずっとやって、校長会へ任すというんやなしに、各学校で各先生方にどういうふうな研修をされたのか。児童の安全対策についてですな、お聞かせください。 その次に、本年からですか、新学習指導要領によって30%の--この前の議会でも質問させてもらいました。30%の授業時間が時間減ってきます。そしたら、普通に考えりゃ少なくとも学力の低下を来してまいります。それについて、教育委員会は学力低下しないようにどういうふうな手を打っていかれるのかお聞かせください。 どうも今、これは教育委員会だけの責任じゃないですよ。日本の文部科学省のやっているのは、アメリカの失敗したことをいまだにやってきておる。アメリカは1990年に入った時分かな、危機に立つ国家ということで、その結論は、「国力の低下は教育にあり」と、こう言われておるんです。そして、過去の自由やの何やのと言うていた--その自由というのは何ですよ、一般の自由じゃないんいんですよ。子供たちに自主的になんていうやつをぱしっと切って、それは教育長、あなたは本読んでるはずなんです、この本一遍読んでごらんと。 そうしたことで、市の教育委員会は、なるほど国の言うように学習指導要領でせんなんけど、補足として、学力の低下を防ぐためにどういうふうなことをされておるのかお聞かせください。 その次に、花いっぱいについてであります。 花いっぱいは今まで全国で何十回とやってきておるんですね。その中で、今まで準備から本番にかけて一番お金が、すなわち予算ですな。公から出た、市から出た、あるいは町でも結構です、この花いっぱいについて出た市の名前。これ、公からのお金ですよ、出たのは幾ら。それで、どこで幾らですか。 私の調べた範囲では、この前も言わせてもらいました。新年度当初で 5,900万円出してきて、新年度当初で予算出してくるというのは、1年間でこういうことをやりますよということで議会へ提案してくるんです。それが、6月で1億 9,000万円も補正予算組んで、新年度の本議会で1年間の予算を提示するところへ 5,000万円。補正というのは、こういうことをやっていくうちにという手直しのための補正議会へ1億 9,000万円もとってくるのおかしいというふうに私は言ったんです。そういうことで、今の時点では約2億 5,000万ですか、準備段階でそれです。そして、本番入れて全部で幾ら要るかということ、第2点目ね。 今まで大会で一番たくさん要った、大づかみで結構なんですよ、準備から始まって花いっぱいというような大会みたいのをやって要ったところの総額、幾らぐらいですか。 そして、3月から予算執行されております。もう半年になる。和歌山市内どこ走っていても花はひとつもない。2億 5,000万円を何に使われているんですか。膨大な費用なんですよ、2億 5,000万円というたら。そこらあたり、一遍聞かせていただきたい。 そして、花いっぱい実行委員会というのが立ち上がっているんですね。そして、事務方として、きょうは会長さんも見えておりますけれども、花いっぱい協議会があるんです。本来言うたら、花いっぱい実行委員会が主力になって、そこが取り組んでいかないかん。その中には連合自治会も入っている、それぞれの商工団体も入っている。どこもかしこもしろっとやっている。何に使われているの。 これ、またその答弁によって第2問をいたしますけれども、私ね、市長にまことに失礼なことを言うたと思う、思いつき行政多いと。なかなか市長は和歌浦再生の問題、これと花いっぱい協議会というのは用意周到に計画やっている。計画行政や。 それ言えるの言おうか。花いっぱい協議会、今言ってるように、去年の11月にNPO立ち上がっている。内容はもうみんな知っているよってに、もう言わんですけれども。そして、それやるのにですな、花いっぱいとやって、そして部長級の異動というたら4月1日にすべきや、普通。それを、あなたの股肱の臣である公室長の北野さんを1月に異動させて、そういうことに関しては、ほんまに用意周到にやっておる。霧隠れ才蔵ってありますけれども、夢、花、愛と言うんですな。この和歌浦は夢隠れ市長さんや。そして今度は花隠れや、このNPO立ち上がって。そして、やっている手法がどうも非常におかしい、こう思うております。 さっきの質問に答えてください。花ひとつないのどうやってるの、こういうことや。 そして、実行委員会、一つもしろっとやってるの、これ、何やっているんですか。 その次、大学問題について。 大学問題について、私は今の和歌山市にとっては大学は要らないと思っておるし、そしてそうレベルの高い大学はできないと思っている。そして、和歌山市の今のいろんな財政状況を見てみて、これはもう絶対、今の時期は違う、こう思っておるんですよ。 そやけど、2月議会で24対16で一応大学を推進するためのいろいろな条例は何やりました。そやけど、あれも見とったら、一応賛成かいなということになっているんですけれども、ただ私、個人としても、家建てるときには、こういう書類を全部そろえてくださいよ、そうしたら銀行さんがローンを組みますわと、こうやってくれるのが当たり前なんです。それで、今、文部科学省の方からの内諾を受けているかどうか。80何億円の起債を国にするんですが、その内諾を受けているのか。 内諾もなしに、基本的には一番大きい予算、150億円ほど要るうちの80数億円を国から貸してくれなかったらできやんのでしょう。そうしたら、今までやってきたこと、全部ふいになるんですよ。むだなんです。 経営の神髄というのは、何か事業をやっていく場合の神髄は、真剣にやはりこれを考えるには何をするかというたら、十分に準備して、そしてむだをなくすということなんですよ。この2つは鉄則なんです。これを見てみましたら、一つも準備やってないんです。市長はぱっと思ったらやっていく。 それで、今、文部科学省からの内諾もらっているのかどうか。そやのに、大学、大学ってどんどん進んでいる。 皆さんに言われました。2月では医大跡地で一応考えてる。そしたら、知らない間に、議会の相談ない間に、今度は丸正やと。そして、この論議聞いとったら、もう大学は手段になってしまって、そして丸正買うために、もう血道上げているような感がするんですよ。だから、今言いましたように、国で内諾もらっているのか。 そして、今、丸正ということで言うておりますが、これは最初は和歌山市を含めて2市9町で広域でということやったんやけど、広域が立ち上がらんようになってしもうたんで、一部事務組合と言われておるんですね。丸正をどこで買うんですか。僕は思うんやけども、やはり一部事務組合で買わんと仕方ないと思うんやけども、その一部事務組合もまだ合意得てない。この丸正、そしたらどこで買うんですか。あれ、何か知らんけれども、15億円と言うてますな。それ、どこで買うのか言うてください。 そして、もう一つは、これも基本的なことです。我々、古い家を買って自分の住宅にする場合に、耐震--今、これ、だれも質問せなんだんでいたしますけれども、あの丸正について、耐震基準がクリアされておるんかどうか、調べたのかどうか言うてほしい。 大きい買い物なんですよ。それするのに、恐らくそう言うたら、あなた方は、昭和56年の耐震クリアやってますってこの間言うてきて、何を言うてんのやと僕、言った。 たしか丸正が改装したのは平成2年だったか3年だったと思うんです。阪神大震災あったのは平成7年です。平成7年の阪神大震災があって後に耐震基準が厳しくなった。それをクリアしているのかと聞いたら、これは裏話ですが、これは調査費へ入っていますと。そんなおかしなことないじゃないかと。市民のお預かりした貴重な税金、これが予算に使われるんです。丸正を買うということとかが先行やってしもて、本体は耐震基準クリアされてへんと。 それで、市長はこう言うんです、丸正を買ったら、新しく建てるより20~30億円安くなると。その20~30億円安くなるという積算基礎をここへ出して、そしてこういうことで20~30億円安くなるんやと言うたらええのよ、それやったら納得する。ただ市長の思い込みばっかり。その耐震基準クリアされているかどうか。 恐らくクリアされていないと思います。クリアされてなかったら、これは腰だめで結構です。それに合うようにあれを改装しようと思ったら、それだけで幾ら要りますか。それも調査やってみやんとわからんと、こういうことになろうと思うんやけれども、だから調査費を認めよと言うんやけれども、それがおかしいと言うんですよ。先にそういう準備して、きちっとやって買いますと、こう言うんやったらええけれども、15億円もの買い物しますと言うておいて、そして耐震基準どうよと聞いたら、これからするんやと。幾ら要るかわかりませんと、そうでしょう。 今、何か災害あったときに市民の避難場所は小学校。小学校全体しなさいよと言ったら、教育委員会はできませんと。お金要ります。市民の皆さんが入る体育館ぐらいやったらどうですかと。本年から2校か3校やるようになった。60校ほどあると思うんやで、和歌山市の避難場所になってる。それは何でやというたら、検査するだけで物すごい費用要るんですよ。あの小さい体育館なんていうたらがらがらのところでっせ。それでも要る。それをば改装しようと思ったら、改装の費用がまた要る。まして、あれ、丸正の膨大なあんなもん、何十億円。あとの答弁で、恐らく40~50億円やというけれども、もっと要ると思う。 それで、耐震基準クリアやっているかどうか。そして、もしするんだったら、腰だめで結構ですが、それだけに何十億円ぐらい要りますか。 それで、さっきも言いましたように、くどくなりますが、起債つかなかったら、今まで要った費用、全部ふいになってしまうんですよ。準備やってないんですから。それでも、起債つかなくても、一部事務組合の賛同やってくれる市と大学するのかどうかお聞かせください。 そしてもう一つ新聞にあったんですが、一部事務組合で参画してくれたら、大学に破綻来したら、和歌山市が全部責任持つと。それを議会で決議やってもらわんと困る、こういうふうなことです。議会、決議できません。皆さん方、和歌山市民から選んでもろうて、和歌山市益のために議員になり、市長もなってるわけです。 その最初の経営は違いますよ。経営は 100万とか30万とか言うてましたな。これは最初の約束事で、それでよろしい。そやけども、破綻来したら、そしたらわしとこはもう責任よう持たんでと、それを文書にするんかどうか知らんですが、そやなかったらちょっと困るよと、こう言うてると。 そしたら、破綻来すんのを前提にして大学できません。そこらあたり、一遍お答えください。 その次、姉妹市について。 ひとつ姉妹市の概念、姉妹都市という概念言うてください。 この間、吉田議員の質問に市長が、場合によっては姉妹市を取り消す、破棄する用意もあると、こう言われておったんですが。姉妹都市提携を結んで何年かになりますが、先般来、教科書問題と靖国問題が出てまいりまして、韓国が国から言われて、済州市議会で何かこんなまことに手厳しい決議やって、そしたら民間の交流をやめときましょうと、こう言うんです。新聞発表出ました。そして、そのまず第一はサッカー。たまたま私、市のサッカー協会の会長だから言うてるんじゃないですよ。そんなこと言うてるんじゃないんです。交流禁止。これ、いつからそんな政治問題にやってきたんか、こう思っております。 そして、済州市議会から決議やったのを、和歌山市議会議長にも国へ言うてくれと。本来の姉妹市の本義と、こんな政治問題化をして、まことに失礼な姉妹市であります。 この間の小泉首相と首相経験者、OBの、あの宮沢さんでさえが--あの宮沢さんでさえがと言うたらようわかると思いますが、靖国問題とか教科書問題は国内問題、日本の問題、外国からつべこべ言われることない、こう言われた。それを和歌山市長あてに来たのは、市長は時には破棄してもええと言うてる。事務方で国へこの文書を送ってくれと言うてきたのを国際交流室が国へ送っているようです。それは新聞でわかったんです。私も知らなんだ。新聞で中央へ、小泉総理大臣に早くやってくれませんかと、何とかやってくれませんか、向こうの言うようにやってくれませんか。そうでなかったら、交流できませんと。 最初言うているように、本義が違います。姉妹都市と政治問題と別です。それを、なぜあなた方は送り返せへんのか。それを国へ送ったというのはどういうことですか。国際交流室は済州市出張所ですか。そんなんやったら看板変えたらええと思うんです。それで、向こうから人件費もらってと僕は思っております。 その次に、都市計画についてであります。 昔やったらこんなん言うたんです。城下町目指すとか、城下町都市としようとか言うたんですが、今、あなた方の都市計画マスタープランというの、どうせどこかへ出して、あんた方で考えたんちゃうわけよ。どっかへ委託に出して、それでそこからつくってきてもろうたんやと思います。どんな和歌山市にしていくのか、ちょっとお聞かせください。 そしてもう一つ、都市計画の中で、今、和歌浦再生とか、和歌山駅もやっていますけれども、泣いても笑っても来年4月になってきたら、あの友ケ島、1年延びましたけれども、返ってくるんです。それを、この都市計画の中でどういう位置づけにしていくのか。これ、難儀しますよ。ことし3月、うろうろやったんでしょう、あなた方。友ケ島はどういうふうにするのか。どんなまちに市民を引っ張っていって、こんなまちにするんやというんと、昔、市長は和歌山を保養市にするとかと言うたと思うんやけれども、言わなんだかな。その2つをお示しください。 ちょっと蛇足になりますが、この間市長は、町の発展、活性化にはよそ者、若者、ばか者と、これはもう絶対必要やと、こう言うたんですけど。簡単に言うてもらったら困るんですよ。よそ者というのは、ただのよそ者じゃないんですよ。これは異文化、異業種の導入ということなんです。移入ということなんです。 いわゆるこれは東京に失礼でありますが、新聞紙上を見たら、非常に犯罪発生が多くなっている。和歌山市が5番目になっておる。そうしたいわゆる不良外人、よそ者としてですよ。そういう人が入ってきても、ひとつも発展につながらんのですよ。これはあくまでもどなたか偉い人が言うたと思うんですよ。簡単に受けとってもらったら困る。 例えば、この市議会も活性化してる。よそ者入ってきておる、ようけ。いや、これも活性化のうちになるんですよ。考え方の違う人とかいろいろな人がね、環境によってみんな違うんです。そうした方々が、おかげをもちまして入って、よそ者さんには感謝申し上げる次第でありますが。 その次に、市長は若者と言われている。この若者というのも、今はやりのああいうジベタリアンのこと違うんですよ。わけのわからんそういう若者じゃないんです。やはり一言で言うならば清新な、時代をどうしていこうかという、そうした若者。 それで、ばか者というのはね、市長、全くのばか者はあきまへんのや。これは、ばか者と言うたんは、私はこうとってるんですよ。昔、何年前やったかな、もう20年、もっとなるかな。司馬遼太郎さんの「風神の門」という小説があった。その中で、黒田藩の主君とけんかやってやめた後藤又兵衛のこと載っておるんです。それで、後藤又兵衛は京都でこじきやっているんです。それで、真田幸村が毎月のお金持ってくるんです。生活費。こじきやっているんで、ああ、気の毒やと。将来、大坂城へ入ってもらうということやろうと思うけれども、そして持っていっているお金で十分な家もできるし、食も十分になるけれども、こじきをやりながら高い茶器を買う。そして、お茶を喫しているわけです。それで、持っていた人が「なぜでですか」と聞いたら、こう言うんですよ。「金何枚かで何カ月食うというようなことやっておるような男に時代を動かすことはできない。金なんてちりあくた、命なんかも差し出せるぐらいの心構えのある者が時代を動かす原動力になる」と、こう言うてるんです。いわゆる大ばか者です。 そして、「奥方はいかがされていますか」と、こう聞いたら、答えがまた振るってる。「わしの身勝手のために、妻には苦労させておる。だから、こうしたお茶を喫したりするぜいたくをさせてもらうが、放らつはせぬ」と、こう言うとるんですね。これこそ私はそうした時代を動かす一つの原動力になる人ではないなと思いまして、蛇足でありますが、第1問とさせていただきます。 どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(森田昌伸君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 39番奥田議員の御質問にお答えいたします。 冒頭、後について来いというふうなお話がありましたけれども、決してそんな大それたことは考えておりません。市政を進める上におきましては、あくまでも議会の議決ありきのことでございますので、大学の問題につきましても、議会の御判断にすべてをゆだねると、そういうふうな基本的な考え方でございますので、御理解賜りたいと思います。 次に、まず冒頭、大学について、文部科学省で内諾を得ているのかという、そういう御質問がございました。 実はこの問題につきまして、2年半前に再任させていただきました直後から、再三にわたりまして文部科学省--当時は文部省と言いましたけれども、再三、お伺いをいたしました。そのときに、文部省の方から、余り私が熱心に行くもんですから、「市長さん、わざわざ何遍も来てくださらなくたっていいんですよ。大学の許可というものは、何度も陳情に来られたから許可するとか、しないとかという問題じゃないんです。要は、大学設置基準に決められた講座、教義、カリキュラム、そういうものだとか、あるいは教授陣だとか、あるいは教室とか、そういうふうな施設関係が整っておれば、簡単に言いますと、許可しなきゃいけないものですから、それに合うようなものをつくっていただければ、自動的に許可されるものですよ」と。 だから、例えば、その年に申請が1件もない場合もあれば、そのときはゼロの許可というふうになります。その年、例えば50件の許可申請があれば、基準に合っておれば50件許可するという、そういうふうな内容のものですからという御指導をいただきました。 そういう性格のものでございますが、このたびつぶれた百貨店を改造してするという問題についてはどうかという、そういう問題が新たに起こってまいりましたもんですから、一応、先般、私、文部科学省の方へお伺いをいたしまして、尋ねました。その問題については、何ら支障はございませんという文部科学省の御回答をいただいております。ある代議士の秘書の方もついて行っていただきましたので、きちっとその点についてはともに聞いていただいておりますので、よくわかっていただいていると思います。 次に、丸正百貨店をどこが買収するのかという御質問でございます。 地方公共団体が行政財産として財産を取得する場合、当然、その行政目的が必要となります。私は、この旧丸正百貨店は、公立大学を設置する目的で買収したいと考えております。 したがいまして、(仮称)公立和歌山創造大学の用地等につきましては、公立大学の設置主体である広域連合または一部事務組合が設立され、その後に開催される広域連合あるいは一部事務組合議会へこの案を提案し、そして議会の議決を経て買収することになります。 このような状況の中で、設置主体となる広域連合あるいは一部事務組合を早急に設立すべく、周辺市町の皆様方には一部事務組合方式での設置も視野に入れ、この公立大学計画について誠意を持って協議を行う中において、11月には御理解をいただき、12月議会には規約案を上程できますよう、全力で取り組んでまいりたいと考えております。 次に、財源の問題はどうかという御指摘でございます。 (仮称)公立和歌山創造大学の設置に係る主な財源といたしましては、公立大学設立基金と地方債がございます。 この地方債の獲得につきましては、昨年度から県を通じ総務省に対しまして強く要望を行ってきたところでございます。 その後、小泉首相が道路特定財源の見直し、地方単独の箱物施設についての地域総合整備事業債の見直しなどを提案し、議論がなされていると聞いております。 このような状況におきまして、本年度の11月に、この地方債の追加申請があると聞いてございますので、平成13年度に新設された広域まちづくり対策事業推進要綱に基づき、平成13年度から15年度の継続事業として採択していただきますよう、この6月から県を通じ総務省に御相談を行い、地方債の申請主体である広域連合の設置に向け--今現在は一部事務組合で進めておりますが--設置に向けて全力で取り組んでいるところでございます。 しかし、この9月議会での広域連合の規約案を見送ったことによりまして、現段階では平成13年度での地方債の申請は非常に難しい状況になっております。 今後、この地方債を獲得するためには、何の計画案も示さずに、ただ単に公立大学をつくりたいだけでは、その内諾は非常に難しいと考えております。 したがいまして、この設置主体の設立とともに、9月議会に御提案してございますしっかりとした基本計画としての大学施設構想図を作成し、またその設置費用等を算定する中におきまして、その案を提示し、県や国と相談を進めていかなければならないと考えております。 議員御指摘のように、この地方債の獲得は公立大学を計画する上におきまして重要な財源でございますので、私は本市の将来を担う人材育成と本市を再生するために、ぜひとも事業採択をしていただきますよう最大限の努力を傾注してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 次に、もしも経営が破綻した場合はという御質問でございます。 公立大学の設置主体となる広域連合の設立につきましては、議員も御承知のとおり、加入する関係市町の議会の議決を経た協議により、法に基づく規約を定め、県知事の許可を得て設立されることになってございます。 誤解のないようにしていただきたいんですが、広域連合設立は非常に難しいという状況でございますので、今後は一部事務組合方式で進めてまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、内容は同じであろうと思います。 この規約の中には、広域連合あるいは一部事務組合の経費の支弁の方法、いわゆる経費の負担割合も規定されることとなってございます。 このことから、この負担割合につきましては、この公立大学の設立構想が、当初、市立大学として計画を始めた経緯や、また立地場所等における本市のメリットなどを考え、設置費については1市町につき 100万円、運営費については1市町につき年額30万円負担していただき、不足額は和歌山市が負担するということで関係市町との協議が整いつつございました。 議員御指摘の経営が悪化した場合は、このようなことから、また、この規約の定めるところにより、不足額は本市が負担することとなりますので、御理解を賜りたいと思います。 また、経営が破綻し、解散する場合には、加入している関係市町の議会の議決を経て、協議により、県知事の許可を経て解散ということになります。 このように、広域連合あるいは一部事務組合の規約の制定や変更などは、加入する関係市町の協議が整い、関係市町のそれぞれの議会において議決を経たものでなければならないもので、厳格なものとなっております。 また、公立大学の本市の毎年の運営負担は約3億 5,000万円程度と試算してございますが、いずれにいたしましても、議会の皆様方や周辺市町、市民の皆様方の御理解を得て、魅力のある公立大学を設置するとともに、民間的な経営感覚を持って公立大学の運営に当たってまいりたいと考えてございますので、御理解賜りたいと思います。 次に、友ケ島の問題がございました。 来年4月に南海電鉄から返還される友ケ島の利用計画でございますが、友ケ島は瀬戸内海国立公園に指定され、美しい海、豊かな緑など多くの自然が残っておりますので、その自然環境を生かし、観光事業を継続してまいりたいと考えております。 具体的な方策でございますが、観光客が何回も訪れていただけるような魅力のある島にするため、公衆トイレの水洗化、案内板の整備、ハイキングコース・キャンプ場の整備、マップ・パンフレットの作成、イベントの実施などについて検討しております。 なお、航路の継続、島内管理について、地元加太観光協会と協議をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 北野企画部長。 〔企画部長北野壽彦君登壇〕 ◎企画部長北野壽彦君) 39番奥田議員の御質問にお答えいたします。 まず最初に、花いっぱいにつきましての御質問でございますが、花いっぱい運動に関する総事業費は幾らか、また過去の大会で一番予算規模が大きかった大会はどこか、また総事業費はどうかという御質問でございますが、第45回全日本花いっぱい和歌山大会並びに第5回世界大会は、本市が目指す「日本一美しいまち」に向け、来年4月27日から5月6日までの10日間、和歌山マリーナシティを主会場といたしまして開催させていただくことになってございます。 この大会は、和歌山市を花いっぱいにする市民運動、いわゆる「城、花、町」と書く城花町運動と呼んでおりますが、この城花町運動を市民の方々と行政がパートナーシップをとり、この大会を契機といたしまして、さらに発展させることによりまして、市民の方、また本市を訪れた方々に心の潤いを与えるまちづくりを実現しようと考えての大会でございます。 御質問のこの運動に関連する総事業費でございますが、各部局におきまして、花壇の設置や花街道として位置づけをしております道路への植栽、道路改良工事等の関連予算も含めまして、4億 2,550万円でございます。 さらに、今回の大会は第45回大会という節目の大会でもあり、また世界大会も兼ねてございまして、皇族の御臨席を賜りたく存じておる次第でございます。 大会開催期間中の事業費といたしましては、おおむね 7,000~ 8,000万円が要るんではなかろうかなと、そのように考えてございます。 次に、過去の大会と比較するとどうかという御質問でございますが、開催期間や規模、また会場等で内容も異なってまいります。一概に比較というのが難しいわけでございますが、和歌山大会と類似した大会といたしましては、平成10年5月に埼玉県大宮市において開催されました第39回全日本花いっぱい大会大宮大会での経費では、約 4,800万円と伺ってございます。 次に、多額の補正を組みながら、一向に花が見えてこないじゃないかという御指摘でございますが、去る6月議会におきまして、花いっぱいについての事業の御承認をいただきました。この予算は、大会運営等に関する人づくりを目的にした花いっぱい人づくりセミナー、42地区で実施する花づくりの講習会であるおしゃれなガーデニング塾やガーデニングコンテスト等、現在、準備を進めているところでございます。 また、花づくり等に関しまして、シリーズで開催しております花いっぱい講座も、回を重ねるごとに大勢の市民の方々が御参加いただいておるところでございます。 さらに、プランター、苗、土をお貸しいたしまして、市民の方々に育てていただいた花等を市内の幹線道路の花街道に飾っていただくいわゆる花の里親制度につきましても、現在、準備を進めているところでございます。 いずれにいたしましても、来年の大会に照準を合わせまして、このような芽が徐々に盛り上がることにより、花いっぱいのすばらしい大会になるものと、そのように考えてございます。 最後に、大学問題でございますが、丸正百貨店はいつ建ったのか、新耐震基準に適合しているのか、また改修費はどのぐらい見込んでいるのかという御質問でございますが、旧丸正百貨店は、平成2年に、また無印良品店は平成3年に建築されてございます。いずれも構造的には昭和56年に改正された建築基準法、いわゆる新耐震基準に合致した建物であり、耐震上の大きな問題はないであろうと考えてございます。 建物の用途変更による局部的な荷重の見直し等もございますので、今回補正予算に上程させていただいております調査で具体的に検討してまいりたいと考えてございます。 また、旧丸正百貨店の改修費につきましては、通常、建築工事費の約3割程度が基礎や躯体に係る費用でございますので、大学施設としての整備の程度によりますが、必要施設の床面積から考えますと、一部解体費用やある程度の構造補強が必要になるといたしましても、約45億から50億程度ではないかと考えてございます。 しかし、具体的には、先ほど申し上げましたように、今回上程させていただいております調査で明らかにしてまいりたいと考えてございますので、御理解賜りたいと存じます。 なお、平成7年に発生しました阪神淡路大震災の建築基準法の改正のうち、構造部分につきましては、これまで構造計算が不要とされていた木造建築等に関する規定が強化されたこと等が主であり、阪神淡路大震災の約半年後に出されました当時の建設省の調査委員会の中間報告におきましても、いわゆる新耐震設計法により設計された建築物の被害は、これ以前の基準により設計された建築物の被害に比べれば格段に少なく、現行の耐震基準がおおむね妥当であるとされてございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 上西総務部長。 〔総務部長上西 勇君登壇〕 ◎総務部長(上西勇君) 39番奥田議員の御質問にお答えいたします。 姉妹都市の概念とはどういうものか、日本の歴史教科書に関して、済州市からの姉妹都市交流の一時保留の通知についてどう考えているのか、それから済州市議会決議文を国へ送付しているがどうかという御質問でございます。 初めに、姉妹都市の概念についてでございますが、概念とは、文化交流、経済交流、民間での交流を目的として結びついた国際的な都市と都市のことと認識してございます。 次に、姉妹都市交流の一時保留通知についての考え方はとのことでございます。 日本の歴史教科書問題等で姉妹都市交流に波及することは、その概念からしても理解しがたいことですが、姉妹都市提携後、両市間において長年にわたり親密な交流を続けてまいりました。また、民間の親善交流や少年等によるスポーツ交流を培ってまいりましたこと等によりまして深い姉妹都市関係にある状況でございますので、このことを大切に考え、今後早い機会での交流が再開できることを願っております。 次に、済州市議会決議文を国へ送付しているが、なぜかということでございます。 これは、済州市からの送付の依頼があったものでございますが、済州市とは長年にわたり深いきずなで交流を続けてまいりましたこと、また早い時期での交流の再開を願っておりますこと等もあり、そうした次第でございますので、御理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 岡本都市計画部長。 〔都市計画部長岡本 弘君登壇〕 ◎都市計画部長(岡本弘君) 39番奥田議員の御質問にお答えします。 和歌山市としてどういうまちづくりを目標に都市計画を行っているかという御質問でございますが、平成11年3月に作成いたしました都市計画に関する基本的な方針を定めた和歌山市都市計画マスタープランに基づき、都市計画を進めているところでございます。 その進め方の内容といたしましては、都市整備の目標と地区整備の指針を示すことを目的に、市域を8区域に区分し、地域の将来像や整備計画を掲げた地域別構想を作成してございます。 中心部におきましては、駅前や商業地等中心市街地の再生など、南部では、和歌浦、雑賀崎地区の観光リゾート地としての再生など、また東部では、和歌山インターチェンジ周辺の運輸流通拠点の計画的整備など、北東部では、緑豊かな田園住宅地の形成など、また臨海部では、基幹となる工業機能の集積整備などの整備目標を定め、各地域ごとの具体的なまちづくりの施策を掲げて、計画的に整備を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 山口教育長。 〔教育長山口喜一郎君登壇〕 ◎教育長(山口喜一郎君) 39番奥田議員の御質問にお答えいたします。 学校の安全管理の件、それから中学校歴史、公民の教科書の採択についてと学力の低下に対する対応についての3つの御質問でございます。 まず学校の安全管理について。大阪教育大附属池田小学校が8月23日に事件の反省点を発表しておりますが、そこに示された具体的な問題点は、本市においても対応せねばならない点であると考えております。 教育委員会といたしましては、各学校に対し、平常時の門扉の開閉や訪問者への対応、また避難訓練を実施する中で、避難ルートの確認や、だれが通報し、だれが現場に駆けつけるかなど、安全管理マニュアルの見直しを初め、安全管理の研修を教職員が行うこと等を指導しているところでございます。 夏季休業中にも、各学校を初め、安全教育研究会等が緊急の場合の対策について、講師から実技研修を受けたり、校内における安全対策について研修を行っておりますが、まだまだ不十分な現状にございます。 今後、児童生徒の生命を守るため、緊急時の安全管理対策や初期の危機対応についての教師自身の研修が不可欠であると考えております。 こうしたことから、すべての学校、すべての教職員が研修を積んで、児童生徒の安全確保に努められるよう、積極的に研修の場を持ってまいります。 次に、平成14年度から使用する小学校、中学校、市立和歌山商業高校の教科書の採択についてでございますが、学習指導要領の改定の趣旨や本市の実態等を十分考慮した上、去る7月12日の教育委員会において、5人の教育委員全員一致で決定いたしました。 議員御指摘の中学校の歴史教科書には、学び方や調べ方の記述に工夫が見られ、生徒が主体的に学習できるように構成されていること、また同和・人権の教育の視点からも内容が充実していること、各時代の記述内容において、一つの時代に偏ることなくバランスがよいこと等の理由から、東京書籍の教科書を採択いたしました。 中学校公民の教科書は、作業学習を設定するなど学習に興味、関心がわく工夫がされていること、毎時の学習にテーマが示され、目標を持って学習ができること、またさまざまな人権問題を詳しく扱っていること等の理由から、東京書籍の教科書を採択いたしました。 次に、学力低下に対する対応についてでございますが、学力には、知識や技能のように見える学力と、学習を支える意欲や興味、関心のように見えない学力があると言われております。 これまでは、ともすれば見える学力、断片的な記憶中心の知識を詰め込むことを重視してきた嫌いがございます。 しかしながら、今後はこうした見える学力だけでなく、思考力、判断力、表現力、そして興味や関心等、見えない学力に裏づけられた基礎的、基本的な知識や技能をしっかりと教えるとともに、習得した知識や技能をもとにして、子供たちがみずから問題を考える力、みずから問題を解決する力、いわゆる生きる力まで高めるよう導くことが大切であると考えます。 こうしたことから、教育委員会といたしましては、一つの教科を複数の教員で指導するチームティーチングを実施したり、少人数による指導を導入したりする等、基礎、基本の徹底や個に応じた指導を充実させるとともに、教員一人一人の指導技術の向上を図るための研修を充実させてまいりたいと思っております。 以上でございます。
    ○議長(森田昌伸君) 源井水道局長。 〔水道局長源井洋之君登壇〕 ◎水道局長源井洋之君) 39番奥田議員の御質問にお答えいたします。 取水口の周辺で水上バイク走行がふえている、その対策についてでございます。 紀の川原水の水質につきましては、監視及び検査を行い、安全な水道水の供給に努めているところでございます。 水道局が行っている水質検査では、ベンゼンは各浄水場の原水を年4回、トルエン、キシレンは年2回実施しております。その結果につきましては、水道法で定められた基準を大幅に下回っております。 議員御指摘の水上バイクの走行による原水水質へ与える影響についてでございますが、7月、河川管理者である国土交通省に依頼したところ、水上バイクの走行日の検査では、水道法水質基準値であるベンゼン、監視項目であるトルエン、キシレンの3項目については、すべて国の定める基準を下回っております。 いずれにいたしましても、影響は極めて少ないと判断しておりますが、原水水質保全の観点から、水上バイクの走行についての対策を河川管理者と協議しながら講じてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 39番。 〔39番奥田善晴君登壇〕(拍手) ◆39番(奥田善晴君) 再質問をさせていただきます。 まず通告順から、紀の川の水上バイク。 河川管理者と相談する。取水口のところは大丈夫。水質基準は、この横文字の化学物質、大丈夫。それで僕はええということではいかんと思う。 聞くならく、あの水上バイク、淀川で規制されて、この間紀の川へ来てるのを見たら、ほとんど大阪ナンバー。そして、その水源となるところで走っているのを検査やったら、それに適合やってると、こう言うんですけれども、僕、それでいいと思うてないで。 そして、そこへ持ってきて、今言うてるように、どのくらい迷惑かけてんの。だから、いろんな、これは水道局だけに言うてんの違う。和歌山市として、あの5台か6台走られることによって、多くの市民、これから秋になってきたら、魚釣りするお年寄りの連中もたくさん来てたんです。あれやり出してから、もう一人も来てない。これは水道局だけちゃうんですよ。そしたら、水道局でだめだったら、市全体として、そうした市民の憩いの場を奪われておるのをどうするんだというのをですね、迷惑条例とか、あの騒音にしても市の方であの騒音をはたではかってごらん。何ホーン以下はだめだという、あれ以上やで。 管轄は国やけども、我々の一番の母なる紀の川。この前にも言わせてもらったけども、あちこちの河川敷見に行って、紀の川ほど汚いとこないじゃない。だから、今また草刈ってるよ、ずっと。国土交通省のやり方、草は取ってもごみ取らずや。そしたらごみだらけ。それらについてもやはり市が強力に申し入れていくと。それがまた世論を喚起すると、それでこそ「日本一美しいまち」づくりをしようかという気持ちになるん違うかい。 そういうことを一つも言わんと、そして、今、琵琶湖では、この間テレビ見とったら、水上バイクについての排気ガスとかこれについての影響どうなるんだろうと。これは検査やっておる。それで、その検査を見てからと、こういうことになるんだろうと思うけれども、和歌山市水道局としては、僕はこういう意気込みは欲しいと思うんやで。禁止の方向で、水道局でできなんだら、騒音から何からいろんなことを駆使して、そして追い出せるようにやっていく。 貴志議員もよく言われているらしい。直川の人はあそこで畑やってる。そしたら、いわゆる便所ないですから、調子悪くなってきたらあちこちするんやして。そうしたら、それ、畑しに行ったら踏むんや。これ、踏んだら臭いで。靴で踏んだらなかなか取れへん。そんな迷惑もかけられてる。それを和歌山市としてどうするんかというふうな答弁を欲しいな。 関係機関で協議してやります--いや、これ、水道局だけに言うてるんちゃうで。 そして、水道局にもう一言言いたいのは、安心しておいしい水を提供するというのがあなた方の主要なる願い。そしたら、何であんなにペットボトル売れるんですか。うまないんやして、水道局の水。おいしいない。それ以上言うたら、局長さん、家でどんなん飲んでるんやということになるんやけれども、飲み比べたらうまないことは事実。まあそれはええんですよ、そんなこと質問やってんの違う。 水源のところでのあれを何とか規制できんかいなと。水道局だけでなしに、やはり真剣に考えようというふうな意欲がないよ。 その次に行かせてもらいます。その次、通告では教科書。 教育長の答弁聞いてたら、うたい文句ええんや。こうやります、ああやりますて言うてね、歯浮いてくる。いや、実際やで毎回。 そして、ここで何とかと答弁ちょうだいしたな。そしたら、あなたが新聞発表でこんなに言うてる。和歌山市教委が「つくる会」の教科書を不採択して、それで教育長談話や。「自国の歴史を大事にし過ぎる余り、近隣諸国への配慮が欠けている」と、これだけ。 あなた方、世界の歴史教科書と比べたかい。どこの世界に自国の歴史を中心に教えやん国あんの。 例えば、アメリカで原子爆弾ひとつとってみます。自国の子弟にできるだけ自国の不利になるようなこと教えてない。 これ、読んだんですか。「韓国、中国、歴史教科書徹底糾弾」。刷り込みされてんの、ちっこい時分から。だから、中国のインターネット上で、日本民族、すなわち大和民族と載ってるな。「大和民族は地球上に存在する価値がない」と、こういうふうなことがインターネットで出てる。それ一つ違うんやで。いろんなインターネットの何で。そういうずっとの小さいうちから刷り込みされてる。それをせえと言うてるんと違う。そやけど、自国の歴史を大事にし過ぎる余りと、どこの世界に自国の歴史大事にせえへん民族あるの、国あるの。 それともう一つ、「記述内容が難しく」と。生徒にとって難しいんか、教師にとって難しいんか、これ、わからへん。教師にとってこの記述内容が難しいというたら、教師失格や。私、読ましてもらっても理解できる。生徒に難しいんならば、何のために教師あるのよ。難しいとこを教えていくんが教師じゃないの。 採択しなかった理由は、「記述内容が難しく、近現代史を重視し過ぎるなど、採択しなかった」と。その近現代史を重視し過ぎる云々というのは、これについて僕は言うてない。そやけど、さっき言うてるように、自国の歴史を大事にせん国がどこにあんの。 そんなんは、相手の言うことにあれしていくのは迎合というんよ。あるいは、こび売ってんのよ、こびを。何を言うてんの。 そして、「そして、一方」と、こうあって、「国を大切にするという点で一石を投じた。今後、内容が精選されればよい教科書になるのではないか」と。大概、よい教科書になる、内容が精選されれば。何を観点にこんなこと言うてる。 そして、あなたは東京書籍を取り上げた理由を言うた。ここにちょっとあなたのとこから借りて、読ませていただいた。近いところで言いましょうか、日本民族にとって大きい問題。原子爆弾、アメリカによって落とされた。これで20万からの人が亡くなってる。この東京書籍でそんなこと言うてへん。ただ、原爆落ちたんやと。 それは何が理由やというたらね、ここに何て書いてある。軍都だったと。軍都だったんで攻撃されたと。何を言うてんの。アメリカの公式発表で、何で広島と長崎へ落としたか知ってますか。原子爆弾がどのくらいの威力あるかというので、試すのに落としたと言うて、向こうの公式発表の資料ではきちっと出てる。軍都だから落としたと。亡くなった方、どういう意味にとらえる。軍都だったから仕方がなかったっていうふうなね、何言うてんの。アメリカはどのぐらいの威力あるかを試したんや。試されたんや。それをこの教科書で教えている。それで、アメリカは原子爆弾を8月6日に広島に、9日にしました、それだけや。 何を言うてんのよ。我が同胞がどのくらい死んでるのよ。アメリカは、原爆を落として1万人か2万人しか死んでへんと、こう言うて子供に教えている。こんな大きな被害を受けたんですよと、我同胞が試されて、これを教えるのが当たり前の教科書じゃないか。それを近隣諸国に配慮やったんか。一遍アメリカの公式発表、公式の資料を見なさいよ。これはもう史実に反することや。あるいはまた最近、南京は出てないけれども、不確かなことは歴史として記述すべきじゃないんよ。確かなことを記述するんや。試されたことは事実なんや。 それと、もう一つ、これに一つもない。教えてない。不可侵条約結んであったソ連が、ボツダム宣言受諾して、降参やった後、3日後に日本へ入ってきて、そして60万人からの我が同胞がシベリアへ抑留された。そして、6万人から死んでる。一つも載ってない。あんたら教育委員が全部で協議やったと言うんやったら。肝心なこと一つも載せてへんじゃないの。そして、こんなうそらしい、軍都だったから原爆食ろうたんやと。何ぞこっちの責任みたいなこと子供たちに教えてもろたら困るな。そういう書籍を、いかにももっともらしい言い分で採択すること自体がおかしい。どっちの人間だと僕は言いたい。 その次に、花いっぱいについて。 いろいろ大宮市 4,000何百円と、こう言うた。10倍から要ると。大宮市45万 6,000人の市民ある。和歌山市より大きいんですよ。それが、民間のみんなの力をもらって、そして市が 4,000万出す。それの10倍。全部官抱え。 そして、今言うてるように、もう前々から言うてる。例えば、我々、宮崎から綾町まで出張行って調べてきた。熊本も行ってきた。そしたら、どこもかしこもそれぞれの事業所に働きかけてるんです。そして、種を渡すだけ。あとは事業所が全部守りするんや。あとの養生やってくれる。和歌山市を見たら、プランターから買うわ、何から買うわで、そんなお仕着せで花いっぱいをやっても、一過性のもんや。民がもっとそれに共感をして、立ち上がってこんとうそなんや。それを、10倍からの4億円も使ってやで、素人でいうたら何に使ってるんやと言うたなるわ。大事な市民の税金を何に使うてるんです。 近年見ておったら、和歌山市のやっている市政はイベント市政や。そして、後ほど大学の問題でも言いますけれども、いつからこの調子悪うなったとこへばかり手入れていくんよ。 だから、ちょっと飛んで悪いんやけども、花いっぱいについて、花いっぱい実行委員会、しろっとやっとるじゃないか。僕が花ひとつもないやないのと言うたんは、そのことを言うてるんと違うんです。人花が咲いてないやないの。あんた方、これからやりまんのや、これからやりまんのやと言うて、どのくらいになるの。そこらの点、答えてください。 それで、10倍ということはどういうことや。できるだけ市から出すの少のうやって、民活というの、それでしょうが。民間活力。 花いっぱい、それ、それ答えてちょうだい。実行委員会ら、しろっとやっちゃある。 次に、大学問題。 市長ね、大学の問題であなたのやっていること、何か反対なんや。逆なんや。これからあなたが大きいもん打ち上げてやります。そして、調査費後でつけてくる。そして、これ認めてくれたら、この本体は合意やってくれたものと新聞に発表してる。出てたでしょう。反対やないの、やること。 何か準備して、これについては総額これだけ要りますよ。だから、大学いい悪いはそれぞれの主観あるんです。そのやり方がおかしいじゃないの。 今言うてるように、普通、どこの家でも、これだけのローン組んだら、初めて書類やったら借してあげますよと内諾もらってからでなかったらせえへん。それが、国に要望してますでしょう。それだったら貸してあげますよという答えもらってない。こっちの願望ばっかりや。 市長の頭の中見ていったら、最初は創造大学つくると書いてある。あなたの頭の中で想像やった大学。そして、近年では、騒動のもとになってんのや。騒動大学や。 そして、議会に言って、今、ただいま提示やっていますんや。調査費を認めなさい。そんなやり方ありますか。そうしたら、議会なんて要らんじゃない。民主主義じゃないじゃない。 そして、いろいろ言うてる。勝手な手紙くれてある。「おわびとお願い」というて、ここ3日ほど前に。これ、読ませてもらって、いつから和歌山市倒産仲裁自治体になったんかと。 そして、勝手なこと書いてある。これ、ぶらくり丁がどうやのこうやのと言いますけれども、これ、一つの波があるんですよ、世の中の浮き沈みという。丸正はつぶれるべくしてつぶれたんよ。 例えば、景気波動の波。例えばキッチンの波と言います。あるいはジブラーの波、あるいはクズネッツの波、これは20年周期。それで、コンドラチェフの波。これは60年周期、こうした波があるんですよ。そして、ぶらくり丁が、中央商店街が停滞していくには停滞していく一つの大きな流れがある。それを、おこがましくもわしがとっていって救済するのやって。過去日本の歴史で、官が口出しやっていて成功したものひとつもないです。そうした大きな流れあるんです。 この間どなたか質問で言うてた。市民に関連する費用は足りませんよ、これは予算ないんでできませんよと言うてて、そして何があのつぶれたところよ。標語やってね、「丸正とともに歩む和歌山市」と。つぶれてまうよ。こんな計画なんてありませんで。 今言うてるように、調査費はつけました、後からついていらっしゃいと。どのくらい要るかわかりまへんのやで。これ、とりあえず調査させてもらわなんだら大学できへん。 そして、ここ見てみたら、手持ち残金がなくなるやの、管財人の責任やの、そして第二の北村荘になるやの、ぶらくり丁商店街がゴーストタウン化する。これやってくれなんだら、おまえさん方の責任やでというような言い分やして。ひがみか知らんで。そやけども、まことに勝手な言い分の手紙くれてある。救いようないなと思った。勝手な言い分。 やはり計画というのはそんなもん違うと。いろいろ緻密に計画して、そしていろいろなことをやってきて、そしてこうしますと言うんやったらわかる。ある日突然、ころころ、ころころ変わってくるのや。直川から医大跡地になったと思って、そしたらもうまた丸正や。そんなにころころ変わっていて、ねらいはどこにあんのか知らんですよ。今は大学飛んでいって丸正になってしまってるんです。何をねらっているのかと言いたなる。 本当に和歌山市にとっていい大学こしらえんのだというんやったら、もっと準備をきちっとして、やるべきなんだ。それを、医大跡地やて、その次何やて、丸正やて、そんなことでいいものができますか。いい大学ができますか。 ずっとあなたの行政を見てきて、そして計画をして、打ち上げて、この大学の調査費幾らですか。ついてきなさいというわけ。そしたら、大学があかんようになって、起債ついてこなんだら、一部事務組合もあかんようになってきたら、これ、今までの計画全部おじゃんや。 過去そうでしょう。今のスカイタウンつつじが丘。地下埋設物11億 5,000万円ほど中へ入ったまま眠ってある。これ、市民の税金や。そして、城北地下駐車場できたわ。三木町、市駅やるってあなたが言うた。それで、言うといて知事選へ行ってしもたんや。行く前に、それで設計出して、設計で 9,800万円、戻ってけえへん。それ、あなたのお金と違います、大事な予算でしょう。大事な市民の税金がそっち行ってるんです。そういうふうにむだになっちまうじゃないのと言うんです。だから、十分に準備して、そして大学なら大学やってくださいと、それを僕はぜひ言いたい。 そして、もう一つ、今、市長言われた。100万円と30万円ですか、これ、約束だからいいでしょう。最初は市立大学でいくんだったんだから、破綻来したらという答弁はなかったように思うけれども、破綻来したら、何で和歌山市全部持たんならんの。 最初は市立やったんやけれども、広域でやるんでしょうが、広域。そしたら、広域あるいは一部事務組合で国がお金を貸すんでっせ、それで。そして、破綻来したら、和歌山市が何で負担せんなんの。 最初は和歌山市立でやるよってにと言うて、負担するんだと、それはあきません。市民への背信行為になります。我々は和歌山市の市民から選ばれた議員であります。 もしあかんようになったら、例えば起債も返せなくなる。そうなったら、応分に負担やってもらう。それは人口比かどうかわかりませんよ。やってもらわんといかん。何にも責任なしに、わしとこの子だけ 100万円と30万円出せば入れてくれんだと、それはだれでも賛成やってくれるよ。そういう発想はいかんと思うな。 そして、それを議会で議決やってもらわなんだら、向こうも一部組合に乗らんと言うたら、議会も難儀するで。市民の間から言われるで。 できたら、我が方にできるだけ借金のないようにやって、我が方の市益を大切にして、そして交渉をやっていくのが大きく言うたら外交よ。外交の主は、国益第一優先。それが主なんですよ。 そして、今、この大学でも、前々からのそれは計画は変わってきてるのか知らんけれども、内容について、「とかく浮世はまねばかり」という川柳ありますけども、まねやって先発のところに勝てることない。そやよってに、やるというんならば、もう一遍内容からやって、十分な準備して、そしてむだのないようにして、将来、我々の後世の者が、「ああ、旅田市長さん、本当にええ大学を建ててくれたな」というような大学にやってくれるんやったらいいで。今の状態だったら、計画はばらばら、もう借金だけ残すんや。借金残すのなかなか名人やけどやで。世の中にやはり得ての悪いことといいことあるようですよ。だから、得ての悪いことに余り取り組まん方がいいと思う。 何を言いたいんかというたら、私、市長のやってるの、どうも計画なさ過ぎるので、ある意味では用意周到な計画をするんやで、目的の違うところでは。そやけど、あなたは経営能力は余り--余りというより、ないような気するんやな。だから、また大きな借金残してもて、後の者が難儀するようになるというような心配するんです。それで、市長が反論あったら言うてくれたらええで。そんなことないと。そやけども、今言うているように、やってるのが逆や。そんな逆はあきません。何するんでも、今後、十分な準備をして、そしてむだのないようにしてやっていただきたい。 そして、本来の市政から余り--こうした厳しいときやから、市民に関連することを先やってほしい。それが予算のないようにしてもらったら困る。みんな知らんのやして、市民は余り。 そして、イベントばっかりや。加太で花火やるわ、幾晩か知らんけれども 5,000万円。そして、鉄砲、どんどんと打ったら何千万円。そんなイベント市和歌山じゃないのよ。もうそれでイベントやっているようなご時世じゃないという苦言を呈して、市長が反論あるならば存分にやっていただいて、そして第2問を終わります。(拍手) ○議長(森田昌伸君) しばらく休憩します。          午前11時51分休憩   -------------          午後1時12分再開 ○議長(森田昌伸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第2の議事を継続し、奥田善晴君の質問に対する答弁を求めます。--北野企画部長。 〔企画部長北野壽彦君登壇〕 ◎企画部長北野壽彦君) 39番奥田議員の再質問にお答えいたします。 花いっぱいについてでありますが、他の大会と和歌山大会を比較すれば、なぜ予算規模がこんなに多いのかという御質問でございますが、過去の大会の多くは、既存の行事、例えば、つつじ祭りあるいは桜祭り、ハス祭り等といった行事とタイアップして、この大会の式典を開催されているケースが大半でございます。その場合ですと、大会式典関係のみの予算で実施することができますし、また花いっぱい大会といたしましては、会期、会場が1カ所だけで終わっているということを聞いてございます。 しかし、和歌山大会の場合ですと、会期につきましては10日間、会場につきましても、主会場、サブ会場合わせますと5会場を予定してございます。 また、本大会を契機に、先ほど御答弁申し上げました趣旨の市民運動をさらに充実させていくという目的もございます。そうしたことから、今回の予算規模が他の大会よりも多くなっておるということでございます。 また、人の花が咲いておらないではないかという厳しい御指摘でございますが、昨年12月に自治会、婦人団体、各種団体、行政機関等で設立されて以来、先ほども御答弁申し上げました地域における花づくり講習会や園芸フェア等の花づくりや花いっぱい指導者育成海外研修に参加された方々やボランティアの方々を中心に、公共の場への植栽活動を通じて、人づくりの運動を展開してございます。 いずれにいたしましても、大会に向けて人の花が咲いてくるよう、最大限の努力をしてまいりたいと、そのように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 山口教育長。 〔教育長山口喜一郎君登壇〕 ◎教育長(山口喜一郎君) 39番奥田議員の再質問にお答えいたします。 教科書採択についての記者発表の折、自国の歴史を大事にし過ぎると言ったことについてでございますが、世界の平和と人権を尊ぶ国民を育成することは教育の大きな目標であります。そのためには、まず自国を理解し、自国を愛し、誇りに思うことが大切であると考えております。そして、そのことが他の国を理解し、尊重することにつながると考えます。 しかし、日本のとった行動には、当然日本の立場、状況、背景等があるわけでございますが、そのことが他の国にどのような影響を与えたかも歴史で学習することが大事であると考えております。そういう点から、東京書籍の記述はバランスがよいという意味で記者に述べたものでございます。 どの教科書にも御指摘のような問題点がございますし、完璧なものはございませんが、全体的、総合的に判断して、東京書籍を採択いたしましたので、御理解をお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 39番。 〔39番奥田善晴君登壇〕(拍手) ◆39番(奥田善晴君) 再々質問に入らせていただきます。 大事な大事な大学問題について、大分厳しく言いましたんで、市長さん、御機嫌斜めにされまして、答弁せんよと、こういうことらしいんです--と思うんですよ、気で僕、わかる。前回もそうだったような気がする。奥田議員の質問には答えませんと、恐らくそう言うたんちゃうか--気やで、これ。これは推測やからそうとは言うてへん。 市長ね、これを例にされたらかなわんのよ。それで、我々議会も立場ないようになる。あなたが大きい構想ぽんと打ち出すんよ。そして、調査すると。それで、調査認めたら、これできたと、賛成やってくれたと理解する。そして、これせなんだら、将来ですよ、これができなんだんは議会の責任だと。これ、逆やと言うんですよ。これ、一遍答弁やってください。 こんなおかしなことないです。そうしたらあなたの思うことがすべからく善であって、正義なのよ。そうしたら、地方自治法で議会あるというのはどういうことかというたら、長が暴走せんがためにチェック機関としての議会があるんですよ。それが、あなたの思うままに追随していったら、年間、私どもは1,000万円からもらってるのかな、そしたら4~5億円要ってんのやな、報酬だけで。要らんのや、もう。 さっきも話やったんやけれども、ヒトラーのときには、議会が決議して、あのヒトラーのときの法案出してきて、そしてそれで賛成やったら、もうあなたの思いのままになるんや。何やっても、もう議会が同意やったという、たしか何とか法というやつあったと思うんです。 そういうことで、少なくとも何か計画するときには、何度も言うようやけれども、やはり十分--計画というのはそうやと思うんですよ。いろんなことを準備して、何にか準備してやっていく。先、あなたが丸正を買うと言うてしまうんです。そしていろいろこうや、ああやっと後へ理屈つけてくる。それは、おかしいと言うんや。おかしいなかったら、おかしいないと言うてほしいと思う。 それと、これ、土地含めて15億円ですか、建物だけで15億円ですか。それで、15億円と言うてるのは、市長が言う管財人さんと話ししているだけの話で、これ、土地も建物も鑑定してないわけよ。鑑定士に鑑かけてないと思うんですよ。そして、それを今、調査費でこうやってくると、こう言うてるんです。調査費で鑑定やってもらうんやと。 普通、先に鑑定やってもらって、これやったら幾らの評価やから買いますんやというのが当たり前やと。そして、それを先に買うと言うてしもて、そして鑑定も後や。これらもおかしい。すべからくやっていることが逆なんです。 この2つ、それは企画部長でもええで。市長、もう答弁やりたないいうて言うてんのやったら。 その次、教育についてという項目の中で、教育長、今、答弁やってもらった、平和と人権。平和というのは、念じてても平和になれへんのです。今の世界の情勢見てごらんよ。一国平和主義を唱えていていけますか。テロいかれるんですよ。それが、いかにも平和と人権と。人権の歴史を振り返っても、人権というのは勝ち取ってきたものなんです。それを、ただあたかも何ぞ人権と言うたら、何か通るように思う。平和、平和と念じていても、平和けえへんのよ。 平和主義者というのは、過去の戦争を研究して、そしてなぜ戦争になったんだろうという原因を究明して、そしてそうした戦争が起こり得る要因を除去していこうとするのが本来の平和主義者と言えるもんよ。ただ言葉だけで平和、平和と言うてて、平和は来んのですよ。 そして、日本だけが平和と言っていて、旗あるんですよ、旗。そうしたら教科書には近隣諸国に思いをいたしてと言うてるんです。そしたら、近隣諸国はどうなってる。諸国民の公正と信義に信頼してと、前文になってるな。今の情勢見て、諸国民の公正と信義に信頼やってたら、いつの間にやらどっかの属国になってしまうで、日本なんて。それを、あたかも平和、平和と唱えとったら平和来るような、そんな教え方あかんのよ、教育というのは。 本当に教えんのやったら、戦争起こった要因なんじゃろうと教科書に大きく列記して、こうした要因を消していこうじゃないかと、これが本来の本当の平和主義者なんや。何か平和と言っておったら平和来るような言い分するが、僕はそんなもんでないと思う。そういう日本をつくっていったら、将来、難儀する。それをあなた方は、反論として、答弁として、自国を何やのかんやのと。そんなきれいごと、自国の何すると。 だから、あんたら、世界の歴史読みましたか。読んで、研究やって、それぞれの国がそうなったんか。日本ばかりが悪者ということを子供たちに教えて、そこに子供たち、国を愛する気持ちを教えられるかい。一つの家庭でお母ちゃんがお父ちゃんの悪口ばかり言っていて、ぐあい悪いんやと言っていて、いい子供育ちますか。 例えば、奥さん方から見てでも、御主人方から見てでも、自分の嫁さんとか自分の亭主に相当不満あっても、外でとやかく言われたら、それに反論するのがその家のお父ちゃん。例えば女性がお父ちゃんの悪口言われたら、そうでないと、外では。内で言うことは別やで。それが一つの家庭でもそうなんや。それをば何ぞね、自国の悪口を言うのがもっともらしい。これも基本に入れておいてよ、日本人の場合、自国の悪口を言うのを良心的やと思ってる。相手が言うであろうことを先回りしてこっちやったら、それが良心的やと思ってる。そんなのは迎合というんです。こびてるのよ。そして、迎合してこびた国は世界からばかにされている、その国民が。 この間、世界貿易センタービルのテロで、日本の総理大臣の小泉さんのことをパウエルはひとつも出してけえへんで。それは、日本、ばかにされている証拠なんや、頼りないというわけ。ほっといたらついて来るわと。それをあなた方が教育の場でどういうふうに教えていくかという工夫やってもらわんとあかんのです。自国の悪口を言うことが、そういう良心的やと思うたら大間違い。 そして、僕はこう思う。戦争を道徳観とか個人の倫理観で当てはめたらあかんよ。歴史教科書もそうでしょう。道徳観とか個人の倫理観で戦争を推しはかっていこうとしてるよ。そんなもん違うんです。 そして、それを後世の子供たちに教えていくんですから、そういう教育は憂慮するよ。 東京書籍見てごらんよ。日本人にとって原爆というたら、これ、世界民族で初めて受けたやつやして、それを簡単に原爆落ちたと。そして、それは日本が悪かったんやと。そんな教え方の書籍とって、ようと思いますな。 もうソ連に抑留された連中、ほとんど死んでいっている。僕とこの近所にも少しは残っているけれどもね。60万人抑留されて、あんた、6万人ほど、ほとんど死んでいるんやで。飢餓と凍死や。そういうことは後世にきちっと。韓国の歴史書見てみなよ。何とか館って行ってみな、韓国行ったら。子供たちに修学旅行で全部小さいうちから刷り込みやってんのです。日本悪い、日本悪い、日本悪い、日本というやつはこんなに悪い。それが戦後50年刷り込まれているよってに、そこにはもう憎悪以外の何物もないんや。だから、さっき言うたみたいに、インターネットでそういうふうなもんが出てくる。大和民族なんて地球上に存在すべき値打ちないんやと。豚より劣ると。いろいろなことあるで。まだまだあるのよ、ずっと。 まあそういうことで、これはもう言うてももうせんないことやけども、もしそれに反論あったらやってちょうだいよ、教育としての反論あったら。 そして、次に花いっぱい。 花いっぱいで、企画部長、花いっぱい、あちこちやってんのやと。とかく浮世はまねばかり。まねばかりやって、ろくなことない。 そして、会場は5会場あるから4億円要るんやと。大宮市46万人で 4,800万円やと。それは、いろんなものを利用して、そこからの延長でやってきたからだと。そしたら和歌山市、何かやるのやと言うて、例えば僕、毎日国道24号線を犬散歩へ連れていく。水道局のフェンスのところへ鉢植え、この夏の暑いのに、だっときれいに植えてくれてあった。枯れてしもたらそのままや。ああ、これが和歌山市の言うところの花いっぱい運動や。そんなことで4億円も5億円も使うてもらったら困るのよ、この厳しい時代に。 それで、人の花をこれから咲かしますと言うけども、どの団体もしろっとやってる中でそんな働きかけをどうしてるのよと僕聞いてるんです、同じこと聞いてる。どこの自治会もしろっとやってるで。花なんて言うてへんで、だれも。それで、議題にもなってへん。 この間、四箇郷の自治会長会、田中孝季議員さんが四箇郷へ来たんで、ちょっと皆さん方に紹介したんや、同じ自治会の中で。議題の中へ花いっぱいひとつもない。過去ずっと僕出ているけども、そんな花いっぱいなんて自治会で言うたことない。4月から執行していて、いまだにそうやないの。 全市どうなってますか。事業所で協力やってと言いに行っているかと、行ったかと聞いたら、行ってませんとあんたんとこ言う。銭だけ使って、打ち上げだけやって、そんな花いっぱいはあかん。あかんと、こう言うてるのに、これから、そしたらまた頑張りますばっかりや。 言うても、にこにこ笑っていただけるのはええけど。本当にやはり少しはやってくださいよ、大きい費用つけるんですから。 それで、その次、大学。 大学、今さっきちょっと聞きましたように、これ、土地を含んでどうですかということと、さっき言うたように、まだ鑑定もやってもらってないんでしょう。 これ、基本ですよ。我々議会にとっても難儀するんです。市長が先に、丸正買うよと言うて、もう何度も言います。後から調査費つけると言うて、それで可決協力せえと言われても困るのよ。本来の議会というものはそうと違うんよ。それはちょっと困ると言うのが我々の役目やして。そうしたら、もうあなたが思ったこと、全部賛成やっていかないかんのやして。それで、反対やったら、この人ら反対するのや、私に意趣ある。わし、こんなけちなこと言うてへんよ。 それで、これ、市長ね、今までずっと使ってきたのがもし全部ふいになったら、この費用はだれが責任とるんですか。 昔、建築部と下水道部だったかな、2人の部長。松井へ行くところの道で最初あれ、3億円ほど取られたんですか。計画の中へ何ぞ建っておって、そしたら部と部で押し合いへし合い、わしのとこ責任ないと言うて、結局和歌山市が3億円か4億円払わんならんようになってもうたでしょう、そのビルごと買わんならん。そして、その責任どうすんのと聞いたら、責任ないんや、もうそれで終わりや。おまんら自済せえと僕言うた。自分の月給の中から少しは自済せえよと。それで、もうしばらくたったら、もう退職や。世話ないで。これ、企業だったらそんなわけにいかんと思う。 だから、計画というのはもっときっちり立てて、綿密に立てた上で、そして失敗すれば、世の中成功ばかりじゃないんで、それやったらしゃあないわというところあるけれども、最初からもうとてつもないことをしておいて、そして支払いやって、そしてそれに対する責任はどこにもないんですわ、公共団体の場合。自済もしない。この大学でもしかりですよ。今度、幾らの調査費出てるのか知らんけれども。それ1点。その責任どこにあるのか答えてください。 もし失敗したらということを想定してへんというんやったら、さっき市長の答弁もあったように、1市何町か知らんけど、事務組合にして、最初は市立大学でいくからその責任は全部市ですよと。そうじゃない。それはそういう話やったんやけれども、ゼロからの出発やで。それは広域でなかったらあかんですよというところから、ここから出発でっせ。それで、広域あかんようになって、一部事務組合でっせ。そこからまた出発ですよ、ゼロからの出発ですよ。その前がどうやったからって、責任は全部こっちにあんのやというわけにいかない。 連帯してやった以上は、連帯の責任を当然求めるのが長の立場であり、我々議員の立場やで。それを、市民に全部借金残して、議員が借金払うん違うんですよ、個人で。それは市民の負担になるんですよ。そしたら、和歌山市民の代表である者が、それもオーケーですよと、そうはいかん。もし破綻来した場合に、そんなんを議会で我々はね--自分で払うんやったら、そうやって責任持ったらええですよ。市の負の財産として遺産で残すんよ。それは認められへんわな。 最初から市立大学でやって、市立でやって、市立でやって、そしていろいろ計画きちっとやっていて、破綻来してきたら、市が責任持ったらええわ。それも合意やから。最初から破綻やったら、その破綻の責任も全部和歌山市持ちますよと、これは市民に対する背信行為やと、こういうことだと思う。 そういうことで、必要なところは答弁お願い申し上げまして、3問にいたします。(拍手) ○議長(森田昌伸君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 39番奥田議員の再々質問にお答えいたします。 大学の問題で、だれが責任をとるのかという御指摘でございました。 行政の責任者である私が、何事においてもやはり最終的には責任をとらなきゃいけないというふうに考えております。 同時に、もしも破綻した場合にという御指摘がございました。 ごみの焼却場のような一部事務組合というのは、周辺の市町でたくさんできております。そうした場合に、焼却場の場合には迷惑施設的な要素がございますので、焼却場を設置する場所の所在する町に大変迷惑をかけるというふうなことで、共同責任のような形で実施している場合が多いと思います。 しかし、この大学の場合は、設置している市自体に大変なメリットが生まれると。そして、参画する広域圏の皆さん方にしてみると、なるほど広域圏の皆さん方で大学へ入った場合には、入学金が半額になるとかというメリットも多少はございますけれども、やはり地域のアイデンティティとか、そういう地域の振興とかということを考えますと、やはり設置する市に大変なメリットを生み出すものになるわけです。 そういうふうなことを考えました場合に、この大学の場合は、やはり設置する和歌山市に大変なメリットをもたらすということから、和歌山市が建築の問題、あるいは後の運営費の問題等について全部負担させていただきますというお話を申し上げております。 あとの問題については、担当部からお答えさせます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 北野企画部長。 〔企画部長北野壽彦君登壇〕 ◎企画部長北野壽彦君) 39番奥田議員の再々質問にお答えいたします。 大学の丸正用地、15億円と言っておるがどうかという御質問でございますが、土地、用地を含めまして、約15億円程度と試算しておりますが、今議会に上程しております鑑定評価によりまして明確にしてまいりたいと、そのように思っております。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 以上で一般質問を終結します。   ------------- △日程第3 議案第1号から同第26号まで ○議長(森田昌伸君) 次に、日程第3、議案第1号から同第26号までの26件を一括議題とします。 ただいま議題となりました26件についての説明は既に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 森下佐知子君。--15番。 〔15番森下佐知子君登壇〕(拍手) ◆15番(森下佐知子君) 議長のお許しをいただきましたので、上程された諸議案に対する質疑を行います。 まず、議案第1号、一般会計補正予算(第3号)についてお伺いいたします。 第2款総務費、財産管理費の調査委託料1,100万円は、法定外公共物管理事業ということですが、債務負担行為を含めると 8,100万円という金額になっています。この事業の目的と市の負担割合はどうなっているのかお尋ねいたします。 次に、同じく第2款総務費、大学設置準備事業について、事業の概要と、この9月補正で計上する理由は何かお尋ねいたします。 次に、第6款商工費、観光振興費について、これは不老館建設事業の変更ということですが、変更の内容と増額の理由についてお答えください。また、この事業の運営主体はどこで、今後の運営計画の概要はどのようになっていますか。 次に、第7款土木費、駅前広場整備費について、事業費変更の理由は何かお答えください。また、それによる計画変更はあるのかお尋ねいたします。 次に、議案第2号、土地造成事業特別会計補正予算(第1号)についてお伺いいたします。 今回の補正は、スカイタウンつつじが丘の第5期分の分譲ということですが、販売の見通しについてお伺いいたします。 次に、議案第5号、水道事業会計補正予算(第1号)について、大滝ダムの負担金が増額となっていますが、増額理由についてお尋ねいたします。 次に、議案第7号及び第8号についてお伺いいたします。 職員の再任用のための条例を制定するものですが、これにかかわって幾つかお伺いいたします。 まず、この条例の目的は何ですか。 現在、退職後の非常勤採用を行っていますが、この再任用とどう異なるのでしょうか。 給与表を見ると、1級から11級までとなっていますが、どういう基準で再任用職員の給与を定めるのでしょうか。また、身分保障がどうなっているのかお答えください。 再任用職員を定数内職員とするという規定になっていますが、新規採用の抑制につながるおそれはないのでしょうか。 以上をお伺いいたしまして、質疑第1問といたします。(拍手) ○議長(森田昌伸君) 松見財政部長。 〔財政部長松見 弘君登壇〕 ◎財政部長(松見弘君) 15番森下議員の質疑にお答えいたします。 法定外公共物の譲与に関しまして、歳出予算及び債務負担行為で 8,100万円の金額を計上しておりますが、この事業の目的は何で、市の負担割合はどうなっているのかということでございますが、里道、水路等の法定外公共物の取り扱いにつきましては、平成12年4月、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行によりまして、この機能管理及び財産管理とも市町村の自治事務となってございます。 これに伴い、本市の業務も短期間で膨大な里道、水路等の国有財産を平成16年度末までに調査、特定し、譲与申請を行った上で、無償譲与されることになってございます。 そこで、今議会に 1,100万円の歳出予算と平成14年度から16年度までの債務負担行為7,000万円、合わせて 8,100万円の委託料を計上させていただいております。 なお、この事務に係る費用につきましては、すべて一般財源で負担することになりますが、理論上、ごく少額ではございますが、地方交付税算入措置も講じられております。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 北野企画部長。 〔企画部長北野壽彦君登壇〕 ◎企画部長北野壽彦君) 15番森下議員の質疑にお答えいたします。 大学設置準備費の中で、事業の概要とこの補正予算で計上する理由は何かという御質疑でございます。 初めに、大学設置準備事業の補正予算の概要につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は、大きく分けまして2つの内容がございます。1つ目は、開学までの約3年間、公立大学の詳細な内容等について御検討いただきます(仮称)公立和歌山創造大学開設準備委員会等を開催する経費といたしまして、委員会等の委員の報償金単価、人員、開催回数等の変更に伴う経費と、委員会等委員の皆様方には大変御多忙で、遠隔地に居住されている先生方でもございますので、審議に対する御意見について、インターネットを利用し、タイムリーに、かつスムーズに進めていくためのコミュニケーションシステムの構築に係る経費といたしまして 1,070万1,000円を計上してございます。 2つ目は、旧丸正百貨店、県立医科大学跡地周辺の両地域を活用して、旧丸正百貨店を本学に、旧医大跡地を附属施設とした場合と旧医大跡地を本学に、旧丸正百貨店を附属施設にした場合の2案について、中心市街地におけるまちづくりを視野に入れた大学施設をどのように構成することができるかということ、及びその概算費用を算定する経費といたしまして 2,011万 4,000円を計上してございます。 その他事務費といたしまして90万円を計上し、合計 3,171万 5,000円の補正予算を計上するものでございます。 次に、今回の補正で計上する理由でございますが、主に4つの理由がございます。 1つ目は、議員の皆様方、市民の皆様方に直川用地から変更いたしました旧丸正百貨店、旧医大跡地周辺の両地域を活用して、どのような大学ができるのかという基本プランを御提案し、御理解を賜りたいこと。 2つ目といたしましては、広域連合または一部事務組合の設置に当たり、周辺の1市9町の皆様方に御提案し、御理解を賜りたいこと。 3つ目は、既存施設を活用し、リノベーションした大学づくりへの御理解及び重要な財源である地方債の獲得について、総務省、文部科学省及び県の御理解を賜りたいこと。 最後に、4つ目といたしましては、特に地元自治会、商店街の皆様方や伏虎中学校の関係者の皆様方に対しまして、地域に開かれた大学としてのこの基本プランを御提案し、御理解を賜りたいこと、そのような理由でございます。 なお、この調査費用には、伏虎中学校に係る将来展望についての調査は含まれてございませんが、義務教育環境の充実という観点からも、教育委員会とも十分連携を図りながら取り組んでまいりたいと存じております。御了承賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 西嶋産業部長。 〔産業部長西嶋真司君登壇〕 ◎産業部長(西嶋真司君) 15番森下議員の質疑にお答えいたします。 (仮称)夢舞台万葉不老館建設事業についてでございます。 まず、事業費の変更についてでございますが、債務負担行為の夢舞台万葉不老館建設事業につきまして、平成14年度の限度額4億5,008万 4,000円に1億 6,065万円を追加し、6億 1,073万 4,000円に変更するものでございます。 その理由と主な内容についてでございますが、(仮称)夢舞台万葉不老館は、利用者や来訪者にとって魅力があり、市民が日常的に楽しめる和歌山の芸術、文化の発信拠点となる観光文化施設の建設を目指しております。 そのため、この事業を進めるに当たり、市民と語る会における意見や地区の住民を対象に実施いたしましたアンケートの調査結果、また大学教授らによる準備委員会の御提言を受けまして、音楽、演劇等のより専門的なホールを建設するために必要な音響、舞台照明、舞台機構などの設備工事費等を増額することに伴うものでございます。 次に、この事業の運営主体と今後の運営計画の概要についてでございますが、運営主体は、財団法人などの公共的団体やNPOなどの市民団体の参加も視野に入れ、検討しているところでございます。 今後の運営計画の策定に当たりましては、専門家からの御意見をいただき、貸し館だけでなく、創造的で柔軟なよりよい運営が行えるよう進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 武田建設部長。 〔建設部長武田範房君登壇〕 ◎建設部長(武田範房君) 15番森下議員の質疑にお答えをいたします。 まず、和歌山駅前広場整備事業についてでございます。 今回、継続費に事業費補正をお願いしますのは、ステーションビル、ターミナルビルへの地下からの接続に当たり、補償等について、権利関係者との合意に時間を要したためで、継続費の補正額は2億 119万 8,000円でございます。 財源内訳としましては、国庫補助金1億3,690万円の減、市債で3億 5,150万円の増、その他財源で 3,507万 1,000円の増、一般財源は 4,847万 3,000円の減でございます。 また、補正の内容についてでございますが、JR敷地内に設置する通路を財産保全するための区分地上権の権利購入費1億 1,195万円、接続工事負担金等1億 4,015万 3,000円、店舗移転補償1億 1,450万円等でございます。 なお、このことによる駅前広場の整備計画に変更はございません。 次に、土地造成事業についてお答えいたします。 スカイタウンつつじが丘第5期分譲は、一般宅地の最終分譲として 155区画、ロット売り1区画及び近隣商業用地の一部1区画を販売するものでございます。 これまでの販売状況は、平成10年4月の第1期分譲から昨年の第4期分譲まで、計 534区画を売り出し、 128区画の契約にとどまっており、大変苦慮しているところでございます。 今後も、長引く経済不況や景気の低迷など厳しい社会情勢が続くと見込まれ、土地を販売していくには大変困難な状況ではございますが、少しでも販売実績を伸ばすことが当面の至上課題として認識してございます。 今回の一般分譲地の平均価格は、近隣宅地の取引実勢価格の下落率を参考に設定されたものとなっていることや、当団地内で最も地理的条件に好評を得ているところで、日ごろから問い合わせなども多く、最も期待できる区画であることから、引き続き宅建協会、全日本不動産協会及び住宅メーカーなどの協力を得て、全力で販売促進に取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 上西総務部長。 〔総務部長上西 勇君登壇〕 ◎総務部長(上西勇君) 15番森下議員の質疑にお答えいたします。 職員の再任用に関する条例についてでございます。 初めに、この条例の目的は何かとの御質疑でございます。 本格的な少子高齢社会を迎え、国において、平成8年7月5日に高齢社会対策大綱が閣議決定され、65歳までの継続雇用の推進を官民共通の課題とし、それぞれの立場と責任により努力していくこととなりました。 既に民間においては、高年齢者雇用安定法に基づき65歳までの継続雇用が努力義務とされるとともに、奨励金等の継続雇用を支援する制度が整備されてございます。 一方、公の制度では、平成13年4月1日に国家公務員の再任用制度が制定され、地方公務員においても再任用制度導入のための法改正がなされたところでございます。 本市においても、高齢職員の雇用を促進するため、高齢職員の知識と経験を積極的に公務に活用し、あわせて年金制度の改正に合わせ、60歳代前半の生活を雇用と年金により支えることができるよう再任用条例を制定いたしたいと考えてございます。 次に、現在、退職後の非常勤採用を行っているが、どう違うのかとの御質問でございます。 現在、任用してございます非常勤職員と再任用職員との差異についてでございますが、非常勤職員の従事しております業務は、1週につき30時間を超えない範囲内で臨時的、補助的な業務が中心となってございます。再任用職員の場合は、週30時間や32時間勤務といった短時間勤務の職員の場合でも、常勤職員と同様に本格的な業務に従事することを予定してございます。 給与面につきましても、非常勤職員には地方自治法第 203条第1項及び第3項におきまして、報酬及び費用弁償を、また再任用職員につきましては、同法第 204条第1項及び第2項におきまして、給料、旅費並びに各手当を支給できる旨規定されてございますが、各手当のうち、扶養手当、住居手当、単身赴任手当及び退職手当は支給しないこととなってございます。 次に、給料表は1級から11級までとなっているが、どういう基準で再任用職員の給料を定めるのか、また身分保障はどうなっているのかとの御質疑でございます。 まず、給料表及び給料額の決定についてでございますが、地方公務員法第24条第3項において、地方公務員の給与は国や他の地方公共団体、その他の事情を考慮して定めなければならないとされているところから、国公準拠と言われております。 本市におきましても、本条例案策定に当たって、国家公務員の再任用職員給料表を参考にして、11級制を案としたものでございます。 また、給料額の決定についても、国の考え方に準じ、長期継続雇用を前提とした現役の常勤職員の給料とのバランス、従事する職務の内容や職責等を考慮し、決定していきたいと考えてございます。 本市では、基本的に再任用の職員には所属組織の業務担当者として、標準的あるいは専門的な職務に従事させたいと考えてございまして、それに見合う給料は、再任用職員給料表の中では5級が相ふさわしいかと考えてございます。 次に、再任用職員の身分保障でございますが、本市では再任用職員の勤務時間は週30時間もしくは32時間勤務を想定してございます。この場合、年金、保険について、厚生年金に加入するというように福利厚生面で一部違いがございますが、分限や懲戒、服務関係、公務災害に対する取り扱い、公平審査等については、常勤職員と同様の取り扱いとなるものでございます。 次に、再任用職員を定数内職員とするという規定だが、新規採用の抑制につながるのではないかとの御質疑でございます。 今回の地方公務員法改正の趣旨といたしまして、再任用職員は40時間勤務のいわゆるフルタイム職員の場合は和歌山市職員定数条例第1条の常勤職員に含まれ、定数内職員となりますが、他方、短時間勤務職員については別途管理することとされており、その任用により軽減される常勤職員の業務量に見合う人員を削減することとの国の指導もございます。本市もその方向で検討してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 山縣工務部長。 〔水道局工務部長山縣良男君登壇〕 ◎水道局工務部長(山縣良男君) 15番森下議員の質疑にお答えいたします。 大滝ダムの負担金の増額についてでございますが、大滝ダム変更に伴う負担金の増額理由につきましては、前回の第3回変更以降に発生した事故等により、事業費が増加したものでございます。 主なものといたしまして、原石山のり面に広範囲にクラックが発生したことの対策としての91億円、また白屋地区にのり面崩壊が発生し、この地すべり対策として70億円、さらに国道及び村林道のつけかえ道路工事中に山側の裏面の崩壊が発生したことの対策として20億円、その他ダム本体コンクリート打設のおくれや貯水池のり面対策、また環境保全対策が今回の増額理由でございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 15番。 〔15番森下佐知子君登壇〕(拍手) ◆15番(森下佐知子君) それぞれ御答弁をいただきましたので、再質疑をさせていただきます。 第1問目とちょっと順不同になることをあらかじめ御了承いただきたいと思います。 まず初めに、法定外公共物についてです。 先ほどの答弁では、国から里道などを無償譲与されるということで、そこに至るまでに8,100万円という16年度までの少なくない費用が市の一般財源として負担をされるということになります。 地方分権という名のもとに、こういう事務的な事業であるとか、そういうものをどんどん今、国は地方の方へ移譲してきているわけですけれども、しかし、それに伴うお金を出さないというやり方については納得できるものではありません。 なぜこのことのために市が全額お金を負担しなければならないのか。国に応分の負担を求めてしかるべきだと私は考えますが、市の見解はいかがでしょうか。 次に、大学設置準備事業についてです。 これは、ずっとこの間の一般質問の中でも、またそれ以前からのずっと長い論議の中でもるる続けられてきている論議ではありますけれども、建物についての是非はもちろん、今、大学については最も基本的な部分での論議が各方面からなされているときだというふうに思います。 そういうときに、とどまるところを知らず、先へ先へと事が進んでいく、そのことへの警鐘が今鳴らされているのではないかと思うわけですが、そういうときに、さらに旧丸正百貨店もしくは医大跡地にかかわる部分の買収のための布石を打つような、そんな今回の補正予算というものはいかがなものかと思います。 伏虎中学校については、関係者からの教育にかかわる問題ということで、これは除外してほしいという、そういう要望も出されているところです。全く何も解決をしていないという状況で、なぜ鑑定のための費用を出さなければならないのか、今、どうしてそのことをしなければならないのか。だれが聞いても納得できる理由というのは、私はよくわかりませんが、市はその理由をどういうふうに考えているのかという点についてお答えください。 それから、3番目は不老館の建設事業についてです。 不老館の買収について、昨年の6月議会で突如降ってわいたような予算の計上から始まったと私は記憶をしています。それから、昨年の9月補正で 1,700万円の設計委託料が計上されました。そして、ことしの当初予算で、来年度の債務負担行為を含む4億 8,500万円の建設費、加えて今回の補正での増額分1億6,000万円と運営計画策定のための委託料がさらに 1,000万円弱。どう考えてもお高いものについているという感がぬぐえません。 今回の増額分は、先ほどの答弁によりますと、音響や舞台装置にかかわる設備のためということでした。なぜ不老館でなければならないのか。ほかに利用できる施設や設備はないのか。利用を希望している中身をよく検討したのか。いずれも今の説明の中だけでは疑問が残ります。 今の厳しい財政状況ということを市長並びに当局の皆さんは常々おっしゃるわけですが、そういう中で、こういう費用に関しては安易に増額しているということは納得できません。このことについて、さらにお尋ねをいたします。 1つ目は、1問目の答弁の中で、市民と語る会、あるいは地区住民のアンケートを実施をしたというふうにお答えをいただきましたが、それを実施したのはいつですか。また、その結果、どんな要求が出されたのか、概要についてお答えください。 2つ目は、運営主体、それから運営計画はこれから決定するという説明でした。しかし、運営計画については、今回の補正で委託をすることになっています。一体どこへ委託をするのでしょうか。また、今後の運営に伴う費用は年間当たりどれぐらい見込んでおられるのでしょうか。 3つ目は、より専門的な舞台装置や設備という説明がありましたが、費用の点で、いわゆる一般的な舞台にかかわる設備と比較すると、どの程度予算的な違いがあるのでしょうか。また、この設備を使用する際に、特殊な技術を要するものなのでしょうか。 4つ目は、こういう設備や舞台装置などを使用したいとするグループや団体などを当局はどのくらいつかんでおられるのでしょうか。 4番目は駅前広場についてです。 先ほどの増額理由の説明では、移転補償とJRとの関係についての増額ということでした。全体の見直しの中で、一般財源が減額になるということもありましたが、最終的には財源が起債という形でふえております。 JRとの関係、それから近隣の地権者との関係というのは、この駅前広場の設計をしたときに既に想定できていたのではないでしょうか。 移転補償や買収ということは、この駅前広場事業にかかわらず、道路の買収についても、それ以外のことについても、難航することは当局の皆さんのこれまでのいろいろな経験の積み重ねの中から十分予測できたことではないでしょうか。 特に、JRとの関係については、いろいろと難航しているということがこの間ずっと挙げられておりました。2月、3月の当初議会で予算計上したとき、また今後新たな予算の積み増しがあるだろうということを承知の上で、事業費のみを先にとったということで、種々論議があったようです。そのことについては、拙速であるという指摘もされてきたところです。 それで、再度お尋ねしますが、設計をした時点で移転補償やJRの問題というのは計画に入っていなかったのでしょうか。 2つ目は、結果的に起債の増額という形で財政負担がふえるということをどのように受けとめておられるのでしょうか。 次に、水道事業会計の出資金について、大滝ダムの増額分の説明をしていただきました。 改めてお尋ねするのですが、今回の補正までにこの大滝ダムに関して、何回計画の変更をされ、費用についてはどれだけふえたことになるのでしょうか。 それから、これだけ増加した原因というのは、一体どこにあるのでしょうか。 それから、今後さらなる計画の変更や金額の変更があるのでしょうか。 次に、土地造成事業と再任用条例については、所属の委員会などでさらに意見が深められるということを期待しまして、意見と指摘をしたいと思います。 まず、スカイタウンつつじが丘ですが、事業のあり方が正しくないスタートを切ると、後々大きなツケが回ってくるということの非常に端的な例の一つなのではないかと思います。 売却が予定どおりいかなければ、さらに多大な負債が後年度にかかってきます。大切な市民の税金が全く生きたお金になって還元されない、こんなむだな投資はないのではないかということを指摘をしておきたいと思います。 それから、再任用条例ですが、これについては、所属の委員会ですので、細かい点については、またそこで論議を深める予定にしていますが、1つは、国の指導に照らして検討するという新規採用についてのお答えでした。和歌山市は既に行政改革の計画の中で職員を減らすということを提案しています。そのことで、その準備が、今、進められているわけですが、実際にもう減らされた職場もあるわけですけれども、その中で再任用条例が制定されることによって、この行政改革とのかかわりで、新規採用、それから職員を必要なところにふやすという枠をさらに狭めることになるのではないかというおそれを私は持っています。 今回は高齢者の雇用対策ということで言われましたけれども、しかし雇用ということに焦点を当てるのであれば、まず行政改革の定数削減を見直していく、以前から福祉や専門分野にかかわるマンパワーについては行革の枠を外すべきだという指摘をしてきました。 この間でも、生活保護にかかわって、法定数に満たないケースワーカーの体制であるとか、また保健婦さんの増員なども、計画が先にありながら、そこまでなかなか至らない、スローテンポでしか進まないという状況が続いてきました。 法改正に伴う条例制定だとはいえ、市民サービスを低下させずに、活力を失わない行政運営を和歌山市としてどうしていったらいいのか、どうしていくべきなのかということが大きく問われるということを指摘をしておきたいと思います。 以上のことをお尋ねいたしまして、再質疑といたします。(拍手) ○議長(森田昌伸君) 旅田市長。 〔市長旅田卓宗君登壇〕 ◎市長(旅田卓宗君) 15番森下議員の再質疑にお答えいたします。 大学関連の問題です。特に、伏虎中学校から要望書も出されているのにという御指摘がございました。 今議会へ御提案してございます補正予算は、この公立大学計画について、直川用地から変更いたしました旧丸正百貨店、県立医科大学跡地周辺の両地域を活用してどのような大学ができるのか、既存施設を活用し、リノベーションした大学とはどんなものかという基本プランを御提案し、御審議をしていただき、御判断をいただくための基礎資料を作成するための予算でございます。 また、先日、多田議員の御質問にもお答え申し上げましたが、この基本プランをもとにいたしまして、市民の皆様方にも説明会を開催するとともに、その御意見も集約してまいりたいと考えております。 なお、この基本プランの作成につきましては、開設準備委員会でも議論していただくことになりますが、先日御要望いただきました折に、伏虎中学校の関係者の皆様方とも少しお話をさせていただきました。 このような中で、この大学は市民に開かれた大学を目指している関係上、市民の皆様方とともに、伏虎中学校の生徒の皆様方にも十分利用できるよう施設を整備してまいりたいと考えておりますので、この点、十分御説明を行い、御理解をいただきますよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 松見財政部長。 〔財政部長松見 弘君登壇〕 ◎財政部長(松見弘君) 15番森下議員の再質疑にお答えいたします。 法定外公共物の譲与に関連して、なぜ市の負担が大きいのか、また国も負担すべきではないかという御趣旨であったかと思います。 法定外公共物につきましては、法律に基づき市町村の自治事務となり、無償譲与されることから、市の負担となるものでございます。 しかしながら、地方分権の推進には当然費用が伴いますので、権限の移譲にあわせて、国から地方への税源移譲と地方税財源の充実が必要であります。 したがいまして、これまでも国等に要望してきたところでございますが、今後とも、市長会、また中核市連絡会等を通じまして、地方税財源の充実につきまして強く要望してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 西嶋産業部長。 〔産業部長西嶋真司君登壇〕 ◎産業部長(西嶋真司君) 15番森下議員の再質疑にお答えいたします。 (仮称)夢舞台万葉不老館建設事業につきまして、4点ございます。 まず1点目は、市民と語る会や地区住民対象のアンケートを実施したのはいつで、結果の概要とどんな要求が出されたのかということでございます。 市民と語る会は3回開催してございます。第1回目をことしの5月12日にビッグアイで、第2回目と第3回目をそれぞれ6月1日と6月22日に和歌浦の片男波集会所で開催してございます。 住民対象のアンケートにつきましては、今、興味を持っていることやふだんどんな文化施設を利用しているかなどについて、ことしの4月28日、29日の両日に不老館跡地で行いました。 682件の回答を得ました。また、5月11日にも和歌浦地区連合自治会から 883件を回収いたしております。 アンケートの結果から、興味を持つものとして、音楽、美術、映画、演劇、伝統芸能といったものが全体の44%を占めております。また、利用する文化施設につきましても、コンサートホール、美術館、映画館、劇場等が全体の54%を占める結果になっております。 市民と語る会では、この事業について、市民に公開する形で広く意見を聞く場を持ったことに対しまして、参加された方々から高い評価をいただき、内容としましては、市内に200~ 300人規模の音楽や演劇等の発表できるホールや練習する場所が少ないという御意見をいただいております。 次に、運営計画の策定をどこへ委託するのか、また運営に伴う費用は年間当たりどれくらいを見込んでいるのかということでございます。 運営計画の策定の委託につきましては、施設の構想について企画、提案をいただいた際、運営面に関して御提案いただいた事務所を考えておりますが、他都市の類似施設等を十分参考にし、また運営に関する専門家の御意見もいただき、よりよい運営が行えるように進めてまいりたいと考えてございます。 運営に伴う費用は年間どれくらいを見込んでいるのかという御質問でございますが、今のところまだ具体的な運営計画が決まっておりませんので、人件費や実施事業費を除き、施設の光熱水費として約 1,200万円、管理に伴う清掃や警備及び設備機器の保守点検費用などに約 2,000万円を見込んでございます。 次に、一般的な舞台と比較して、建設費用の点でどの程度違うのか、またその管理と使用は一般的に行えるのかということでございます。 多目的ホールの部分につきましては、建築音響を取り入れた質の高いものを考えておりますが、音楽、演劇等を演じられる舞台としては特に建設費用は高いものではなく、一般的な音楽ホールと同等のものであると考えてございます。 また、その管理と使用につきましては、できるだけ利用者が行えるものをと考えてございます。 次に、4点目、利用してくれるグループはどれくらいと見込んでいるのかということでございます。 この施設は、現在の基本設計の段階では、主に6つのアトリエと1つの多目的ホールによって構成されています。アトリエの用途は、美術を初めとする芸術作品の制作活動に使用したり、またギャラリーとしてその作品を展示することもできますので、画家や写真家、陶芸家、彫刻家などの方に利用していただけます。 さらに、バレーやダンス、歌や音楽などの練習などもすることができますので、より多くのグループが利用できるようにと考えております。 多目的ホールは、アマチュアを中心とした音楽家や地元の劇団、また伝統芸能である祭りや太鼓、能といったさまざまな芸術文化活動を行っている団体の方々にも利用していただけるものと考えてございます。 以上のようなことから、具体的な数字はまだつかんでございませんが、芸術文化活動の支援施設として、幅広く多くの人々に利用していただけるものと確信をいたしております。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 武田建設部長。 〔建設部長武田範房君登壇〕 ◎建設部長(武田範房君) 15番森下議員の再質疑にお答えいたします。 駅前広場整備事業について、事業費補助をした内容について当初に計画をしておくべきであるがどうか、また市債がふえていることについての御質問だったと思います。 移転補償につきましては、設計段階から計画に入っておりましたが、先ほど御答弁申し上げましたように、補償額や接続方法等について、不測の日数を要したものでございます。 また、和歌山駅前広場整備につきましては、まちづくり総合支援事業補助、交通結節点改善事業費補助の国土交通省の国庫補助金で事業を実施しています。また、補助対象外の補償等につきましても、後年度に約50%程度の交付税の算入が見込まれる地方特定道路整備事業債の適用を受け、事業を実施して、できるだけ本市の財政負担にならないよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 山縣工務部長。 〔水道局工務部長山縣良男君登壇〕 ◎水道局工務部長(山縣良男君) 15番森下議員の再質疑にお答えいたします。 大滝ダム建設の計画について、今回までに何回基本計画が変更され、またどれだけの費用がふえたのかということについてでございます。 大滝ダム建設の特定多目的ダム法に基づく基本計画につきましては、今回の変更を含めて4回の基本計画の変更がございます。昭和47年度の当初の告示では、完成年度が昭和52年度で事業費が 230億円であったものが、今回の変更では、完成年度は平成14年度で事業費は 3,210億円となっております。 次に、大滝ダムの事業費が増加した原因でございますが、主なものといたしましては、補償交渉のおくれなどから当初の完成時期が延長したことに伴い、その間の物価上昇による増加と、ダム周辺の岩盤地質状況の見直しに伴い、工法の変更が生じ、増加したものでございます。 以上が増加した原因の主なものでございます。 次に、完成までに計画変更はあるのか、またそれに伴う負担金の変更はあるのかということでございます。 事業費及び工期の計画につきましては、平成14年度完成までに変更はないものと国土交通省近畿整備局大滝ダム工事事務所より聞いております。 以上でございます。 ○議長(森田昌伸君) 15番。 〔15番森下佐知子君登壇〕(拍手) ◆15番(森下佐知子君) 再々質疑ということなんですが、幾つかの点についての指摘をするということで、再々質疑にかえたいというふうに思います。 まず、大学問題についてですけれども、先ほど市長からの答弁をいただきましたが、なぜ今の時期にこの補正予算をつけたのかという、だれが聞いても納得ができるという理由に果たしてなっていたのかどうかという点では、私は少なくとも納得はできませんでした。 市長なりの思いがあって、市長一人が納得するということで先へ先へ進んでいくというやり方は、決して責任ある立場の人が進む道ではないと思います。 よく「急がば回れ」ということわざにもありますように、急ぐときほど立ちどまって周りを見回す、そして人の意見をよく聞くということが、今、何よりも求められているのではないでしょうか。 次に、不老館についてですが、答弁の中にありましたまず委託の問題なんですが、創造的で柔軟な運営というふうに言われました。創造的で柔軟な運営というのは、ちょっと私にはイメージできないんですけれども、そういう運営というのは、 1,000万円近くのお金を使って委託をするとできるようになるんでしょうか。 市民アンケート、それから市民と語る会というのを行って、意見を聞いたということを高く評価を得たというふうに先ほど部長が言われましたけれども、そういう一方で、自分たちで使うようになる施設の使い方を他人に頼んでつくってもらうということでは、どうしても理解できません。一貫性に欠けるのではありませんか。 それから、利用見込みについても同じことが言えると思います。部長は、使ってもらえると確信をしているというふうにお答えになりました。しかし、確信を持つには、そのための根拠が必要だと思います。市内には一体どんなアマチュアグループがあって、どんな団体が活動しているのか、それぐらいの数は少なくともつかんでおくべきではないでしょうか。 また、そういう団体の人たちが日ごろどんな要求を持っているのか、それは不老館をこのように建てて増額していくことで解決できる問題なのか。そういう具体的な数の把握もせずに、いいものをつくったんだから、必ず使うはずという考え方はいささか傲慢ではありませんか。 4番目については、駅前広場の事業についてです。 私は、この問題について、以前、一般質問でお聞きをしたことがあります。全体の事業の計画について、それから費用については大体どれぐらいかかるのかという全体像について聞きましたが、その際、今までにも計画そのものはあったんですが、急にこの事業が始まったことについて、なぜ、今、この計画を進めるのかということの答弁で、来年、つまり2002年に行われる花いっぱい全国大会に間に合わせるためということが明らかになりました。 先ほどの答弁の中で、起債が増加することについて、交付税措置されるから大丈夫なんだというような趣旨のことを言われましたけれども、そのことで財政負担が減るというわけではありません。 以上、幾つかの指摘をいたしましたが、今回の補正全体を通して一貫して言えることは、たび重なるいろんな事業の変更、そしてそれに伴う増額が出ているということです。そういうことが余りにも多過ぎるというふうに思います。 それは、やはり全体の事業をしっかり最初から計画を立てて全体像を明らかにして、そのための費用が幾ら要るのか、そういうことをした上で、初めてその事業が正当なものなのか、市民にとって必要なものかということが私たちにも判断できると思います。 しかし、最初に当初でとっておいて、後からまだ変更があるんだということをあらかじめ想定した上で、先に事業費だけをとっておく、先にこういうことだけを行っておくというやり方は到底認められるものではありません。 特に、今回の9月補正は、経常的な経費や生活関連にかかわる予算が増額されてしかるべき時期だと思います。そういうときに、そういう部分についての積極的な予算計上というよりは、こういう事業をたび重なる変更に伴って増額をしているということ、これは事業のあり方として、本当にあってはならないことだということを指摘をしまして、私の再々質疑とさせていただきます。(拍手) 〔5番中 拓哉君「5番、議事進行」と呼ぶ〕 ○議長(森田昌伸君) 5番。 〔5番中 拓哉君登壇〕(拍手) ◆5番(中拓哉君) ------------------------------------ 〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田昌伸君) しばらく休憩します。          午後2時31分休憩   -------------          午後4時11分再開 ○議長(森田昌伸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第3の議事を継続します。 先ほどの中拓哉議員の発言は議事進行の発言とみなし、許可しましたが、その趣旨に反するものと認めますので、発言を制します。   ------------- △発言の取り消しについて ○議長(森田昌伸君) この際、報告します。 中拓哉君から休憩前における同君の発言の全部を取り消したい旨の申し出がありました。 中拓哉君からの申し出のとおり、発言の取り消しを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田昌伸君) 御異議なしと認めます。 そのように決しました。   ------------- ○議長(森田昌伸君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田昌伸君) 質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第1号から同第26号までの26件は、お手元に配付の議案付託表のとおり、おのおの所管の常任委員会に付託します。 本定例会において本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、おのおの所管の常任委員会に付託します。 以上で本日の日程は終了しました。 お諮りします。 明9月19日から9月30日までの12日間は各常任委員会審査等のため休会とし、10月1日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森田昌伸君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて散会します。          午後4時13分散会   ------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  森田昌伸  議員  浦 哲志  議員  麻生英市  議員  佐伯誠章...